乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『方丈記』(日本最古の写し)と十二年ぶりの再会   /「法然と極楽浄土展」   京都国立博物館にて 

2024-10-28 | 鴨長明

 

『方丈記』(日本最古の写し)と十二年ぶりの再会  /「法然と極楽浄土展」  京都国立博物館にて     

 

46:『方丈記・徒然草』より「方丈記」(一、二)日本古典文学大系・新日本古典文学大系

成立八百記念「方丈記」  絵巻物「餓鬼草紙」「是害坊」が展示された☆(5枚)

『方丈記』(日本最古の写し)と十二年ぶりの再会  /「法然と極楽浄土展」   京都国立博物館にて 

 

 

 「法然と極楽浄土展」(前期)に行く。 

 カタカナの中に漢字混じりの『方丈記』 は十二年目の再開で、感無量となり、厚いものがこみ上げてくる。

 あまりの嬉しさに、『方丈記』の前に三度戻り、読み楽しんだ。

 

 説明によれば、展示されていた『方丈記』のお軸は、【日本最古の写し】だと記されている。

 しかし、お軸の初めの部分には、しっかりとした別筆文字で、【鴨長明 真筆】とし記されていた。

 この二つの記述に対し、私は興味深いと感じた

 

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『第76回 正倉院展』奈良国立博物館 /「黄金瑠璃鈿背の十二稜鏡」(南倉70) 2024年秋 

2024-10-28 | 美術・文様・展示物

 

『第76回 正倉院展』奈良国立博物館  2024年秋

 

 土曜日から始まった『第76回 正倉院展』に、行く。

 月曜日で本来は博物館は休みだが、正倉院展の間は月曜も開催されているのか、本日見ることができた。

 

 展示数は年々減っていくような気がする。

 今年においては、ペルシャのガラスボールなどが全くなかったのが、残念。

 

 今年の目玉は、「黄金瑠璃鈿背の十二稜鏡」(南倉70)だと思うのは、私だけだろうか。

 七宝焼きのような鏡飾りであるが、今でも色鮮やかで美しい。

 

 研究者によっては、鏡をかけるために軽量に工夫されている云々と唱えていらっしゃるが、私はそうは思わない。

 鏡は儀式用あるいは祭儀用、飾るようであると思われる。

 

 鏡はかけられていたのではない。

 支えられる日本の手が出た道具に斜めに立てかけられていたと考えるのが、正当だと考える。

 なので普段は飾りが表向き。

 鏡面は使用されるときに表に向けられたと考えるのが、普通だと思う。

 

 取っ手部分に紐をつけて持ち上げるので、軽量に、、、といった専門家のご意見だが、紐のみで持ち上げるといったことは、七宝焼き(ガラス仕立て)の文様の鏡では考えにくい。

 一人、或いは二人で手を添えてていねいにもちあげたと想像するのは、私だけだろうか。

 それほどまでに美しい文様の鏡であった。

 

 下の写真がそれである。

 

 

 月曜とあってか、並ばず入ることができたが、帰るころには長蛇の列であった。

 

 昨年は前期二回、後期二回の合計四回を楽しんだが、この分だと今年は、よくて後一回行く程度かな(笑)

 

 

 

 

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