『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では 物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。 / 言葉memo 「エケクラテス」)
プラトン P.11「序曲」
「序曲」では 物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。
ソクラテスの最期に居合わせず、ただソクラテスが毒をあおいで亡くなったということだけ知らされたエケクラテスが、パイドンにその場に居合わせたのかとたずねます。
そして、その場にいたパイドンに、ソクラテスが死の前に語ったこと、その様子を事細かに教えてほしいと頼みます。
パイドンは、ソクラテスを想い出すことは最高の喜びだとして、このことを引き受けます。
プラトン P.11「序曲」 言葉memo 「エケクラテス」
エケクラテス
『パイドン』での「イデア論」で有名なプラトンの、中期の名作と言われています。
プラトンの師であるソクラテスの最期のときという設定で書かれ、 その場に居合わせたパイドン(人名)が、エケクラテス(人名)に伝えた対話の形式によって書かれています。
『パイドン』魂の不死について
プラトン著
岩田靖夫訳
岩波文庫 青602-2
他 Wikipediaなど