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乱鳥の書きなぐり

『年中行事絵巻』37 【巻四 射遣(いのこし)と公卿の宴】十三紙〜十六紙 中央公論社 小松茂実編

絵図は二巻

 

 

『年中行事絵巻』37 【巻四 射遣(いのこし)と公卿の宴】十三紙〜十六紙 中央公論社 小松茂実編

 

 

日本絵巻大成 8 巻四 十三紙〜十六紙

 

 射遣(いのこし)と公卿の宴

 

 建礼門の前

 大庭に七尺の幅(巾へんに屋)舎を建て、筵が敷かれる。

 半畳に台を据える。

 台を挟んで、対座。

 画面左三人は弓に気を取られる。

 

 

建礼門

 なんども取り上げている建礼門ですが^^

 平安京大内裏外郭門の一つ。

 修明門と春華門の間にあり,内裏南面の承明門に相対。

 左・右兵衛によって警固された。

 またこの門前において白馬節会 (あおうまのせちえ) や射礼 (じゃらい) ,相撲節 (すまいのせち。→節会相撲〈せちえずもう〉) などが行われたことから,白馬の陣ともいわれた。

 

幅(巾へんに屋)舎

 幅(巾へんに屋) はば、テント

幅(巾へんに屋)舎

 現在のテントのようなところに筵を引き、半畳の位置に台を置き、公人が対座している。

 

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