京都
『パイドン』 30 プラトン著(「白鳥の歌」(ソクラテスの長い沈黙は、シミアスとケベスの反論に続く協奏曲的対話と共に、彼らの定義した新しい反論の重さを強調するためのもの。)
プラトン著『パイドン』 P.88-
(五)間奏曲1。白鳥の歌
ソクラテス
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哲学者の魂ならば、我々がこれまでに述べてきたように考察するであろう。
一方、哲学が魂を解放するはずであるのに、他方では自ら進んで自分自身の快楽や苦痛にひきわたし、再び自分自身を縛りつけて、機(はた)を反対に司るペレロペイアのように、無益な仕事を再現なく繰り返そうとは思わないだろう。
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シミアスとケベス、何も恐れることはないのだ。
肉体からの分離に際して、魂はバラバラに引き裂かれ、風によって吹き飛ばされて飛び去ってしまい、もう何もどこにも存在しないのではないか、と恐れることはないのだ。
(五)間奏曲1。白鳥の歌
ソクラテスはこう語り終えられると、長い沈黙が続きました。
ソクラテスの沈黙とは、珍しい事です^^
さて、ここからどのような変調が起こるのでしょうか?
解説33 P.183
ここから始まる協奏曲的対話は、シミアスとケベスの反論に続く協奏曲的対話と共に、彼らの定義した新しい反論の重さを強調するためのもの。
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芝居で、見てみたい(^^)
『パイドン』魂の不死について
プラトン著
岩田靖夫訳
岩波文庫 青602-2
他 Wikipediaなど