赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

見切り千両

2015-05-23 19:44:15 | 日記
 午前中は犬のマット洗いや犬小屋掃除で。
 昼に中古マンションの件でランチミーテングを。
 生ビールを頂いたので、昼寝をしてしまいましてね。

 まあ、ゆっくりしましてね。

 そうそう、昨夜南越谷で会食をしたんですが。
 その時に見切り千両の話が出たので、書いてみようと。

 見切り千両とは株式格言だと言われていますが。
 見切りは千両の価値があると言うことですね。

 株式を買って、思惑が外れているのにズルズルと持ち。
 更に大きな損をすることがありますね。
 その時に見切って、他の株を探せばよいのですが。

 人間の欲が邪魔して、塩漬け株になる事も多いのでしょう。
 売った後に暴騰するかもしれない。
 今が底かもしれない。
 実現損が出ないので、割り切って持ち続けてしまうのですね。

 不動産・住宅の市場は昨年の消費税増税後ソフトな市場に変化しました。
 売れ行き不振で、市場では在庫が積み上がったのです。

 昨年は端境期だったのですね。
 そんな中、市場のニーズに合わず苦戦している販売物件を。
 思い切って値下げしたり、新たな販売促進に金を掛けて売り切った会社。
 そしてニーズに合う土地を合わせて購入して、在庫を入れ替えた会社と。

 明日売れるかもしれない、いや売れるはずだと。
 そんな思惑や捕らぬ狸の皮算用でズルズルの会社。
 人の欲が邪魔するのでしょうね。

 今年になって大きく差が出てきているようです。
 それだけ「見切り」と言うのは難しいのですね。

 「見切り千両」では分かりにくく、その前後を見てみますね。

 「倹約10両、利益100両、見切り1000両、損切万両」

 このように読むと何となく分かりますよね。

 赤カブ不動産屋は「見切り千両、無欲万両」と呼んでいますがね。

 株式投資であれ、物の販売であれ通ずるものがありますよね。

 日本ではバブル崩壊まで、不動産は右肩上がりで持ってれば損をすることが無いと言う。
 不動産神話があったのですがね。

 現在では高齢・少子化社会でニーズ変化のサイクルも短いのですから。 
 今こそ「見切り千両」を思い出したらいいね。

 赤カブ不動産屋が勤めた前職の会社でも。
 バブル崩壊の洗礼を受けましたがね。

 尊敬する創業者は見切り千両とばかりに、在庫を処分して。
 優良宅地を積極的に次々と買っていきましてね。
 同業は縮小、縮小の中ね。

 「逆張り経営」を実践してね。
 「不況こそ伸びるチャンス」を実践したのです。

 そばで仕えていましたので、その時の様子は今でもアリアリと脳裏にね。 

 あ、創業者はバナナの引き売りをしてましたから。
 見切り千両の決断が出来たのではと。

 どうしてバナナ売りが儲かるのかは次に書こうかなー。
 見切り千両と関係しますよね。

 昨日の会食時の見切り千両の話で思い出しエントリーしてみました。

 今日もゆっくりで、読書も出来ましたので。
 良い土曜日でしたね。
 今週も応援いただきありがとうございました。
 
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コメント
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