赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

バナナもあるけど家もあるよ・・・

2015-05-25 16:11:41 | 日記
 昨日「奥さん、バナナもあるけど家もあるよ」と書きました。
 不動産会社設立当初もバナナの引き売りをしてたようです。

 バナナ屋さんはお店を購入しようと、自分で探し、調べ歩いたようです。
 不動産屋といっても、現在のようにしっかりしてない状況だったようです。
 調べに行くと、道路が無いとか、水道引き込みが無理だとかね。

 自分は自営だから、役所でも法務局でも調べることが出来るけど。
 サラリーマンはそこまで調べることも出来ないし。
 悪徳不動産屋に騙されるサラリーマンも多かったでしょうね。

 その経験から、サラリーマンに安心して買ってもらえる住宅販売を始めたのですね。
 バナナの引き売りをしながら、住宅も売ってね。

 俄かに信じられませんが。
 バナナ屋さんの方が不動産屋より信用があるなんてね。
 「奥さん、バナナもあるけど家もあるよ」とね。
 興味があればご主人がいるときに説明に来ますとね。

 このバナナ屋さんのエピソードが、この疑問に答えることが出来るかもしれません。
 こんな事が。
 不動産を購入するのに借り入れが必要だったのだが。
 草加にあるどの金融機関も貸してくれませんでした。

 坊主頭に雪駄ばきそして手拭いをぶら下げたバナナ屋さんですから。
 金融機関の方の気持ちも分からんでもありませんがね。

 最後に草加市内にあるS信用金庫に入り、借り入れの相談をしたのです。
 貸付窓口に座っていたSさんはその顔に覚があったのです。
 あのバナナ屋さんだと。

 Sさんは東武線大袋駅を利用して通勤しています。
 夜遅く帰ってきますと、バナナ屋さんがバナナを売っていました。
 暇なときは暗い中でも本を読んでいたのを覚えていたのです。

 そのバナナ屋さんが自分の目の前に立っているのです。
 今でもそうですが、金融機関は過去の実績・数字で金貸す傾向があります。
 未来の事業に金を貸すなどは多くはありません。

 Sさんは上司と掛け合い、初めての融資を実行したのです。
 これが2000億企業を目指す創業者の原点だったのです。

 こんなエピソードで、バナナ屋さんが不動産屋よりも信用があったと、何となくね。
 分かる気がするのは赤カブ不動産屋ばかりではないでしょう。

 企業が大きくなるにつれ、信用金庫では対応が出来なくなるのは当然ですがね。
 このS信用金庫は赤カブ不動産屋も起業時からお取引をしています。
 役員に会う機会も度々ありますが、こんな原点をお話しします。

 そうそう、赤カブ不動産屋のブログは開設から今日で1998日です。
 投稿回数もこの投稿で1999回めで。
 つまらない日記をよくぞ読んで頂い物だと。
 読者のがまん強さには敬意を表したいと思います。

 2000日、2000回投稿なんて意味ある事ではありませんが。
 ただ、創業者が倒れる前の中期目標が。
 売上2000億、社員2000人だったのです。

 価値は月とスッポン、比較にもなりませんが、2000の数字に何か縁のようなものを感じているのです。

 今日も静かな幕開けです。
 今週もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
社長ブログランキングへアンコールワットの日の出から今週も始めますね。
 


 
 
コメント
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