御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

ホントにっ

2010-10-24 17:32:47 | 日記

何度目でしょうか。。。
以前、『飢えてでてやる~~☆』と、言ったにも関わらず、
またもやビーフシチュー画像が送られてきました☆
おまけに今回は、某フォーションのビーフストックを使った。などと;;;;;
旨いから明日イイ肉を足す。などと;;;;

許せんっっっ☆☆☆

。。。

さて、ここ御蔵は、週に一度しか貨物が届かない島です。
肉も魚(島内で捕れるものは除く)も野菜も果物も、週一回です。

消費期限、賞味期限など無いも同然。
勿論、商店さんによっては値引きして売って下さいますが、
アリガタイけど、タイヘンだなぁ・・・と、思わずにはいられません。

今は通信販売が盛んなため、
北海道から沖縄の商品まで『ほぼ』何でも自由に手に入れられます。
生鮮食品なども、某郵パックさんはチルドを扱って下さるし、
某クロネコも、今では某佐川も、某ペリカン便も、
どんな山の上でも坂の上でも、配達員さんたちがちゃんと届けて下さいます。

本当にお世話になっておりますm _ _ m

さてしかしここでしかし、
御蔵には類に見ない強大な(?)『きまり』があります。
「海が荒れたら荷物が届かない『きまり』です。

今までの季節は、海もさほどは時化ていなかったので、毎週、貨物は着いていました。
しかし最近では着々と、御蔵付近の海况は時化ています。
これから冬に向かい、テッパツと呼ばれる西風が吹きすさび、
御蔵の海が、荒波大波で真っ白になる日は遠くないに違いない。
そうしたら客船も貨物船も、御蔵に寄ってはくれません;-;

運良く御蔵に荷物が届いても、
青物野菜は萎れ、肉は冷凍でしか手に入らず、
バナナは黒バナナとなって捨てられてしまいます。

荷物は着いてアタリマエ。
商店では買うモノがあってアタリマエ。

不自由に半ば憧れて、住んでみて初めて、そのアタリマエの贅沢さ。
モノのない、そのヤルセナサに気付かされました。

昨冬は、最長二週間(でしたっけ?)船が着かなかった。。。
今冬は果たして、どうなのでしょう???

・・・なぁんて、今日の夕日に問うてみた。

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