少し前に、街路灯の工事をしていたのは知っていました。
鳥の尾の資材置き場に放置されているのを見て、
・・・まだ、使えるのになー。・・・と、思いつつ、
お下がりを貰っても仕方がないので;;^^ 忘れていました。
先日のこと。
夜、都道や村道に赴くなど、滅多にないのですが、
所用があり、里に帰ったのは夜も更けた頃。
ぴか!
ゲ?なにこの明るいこと!
ぴか!
ぴか!
ぴか!!
カーブを曲がる度に眼が眩みます!
暗闇に慣れた眼に突き刺さる閃光!
痛いくらいです;;TgT;;
ところで、
御蔵島では今、カツドリたちが飛び立つ季節を迎えています。
星明かりを頼りに飛び立つとか?
正座を見て方角を知るとか?
身体の中に方位磁石が仕込んであるとか?
どうやって御蔵から南に飛び立って、また帰ってこられるのか?は
ナゾに満ちた大冒険です。←?
森の中は、もうほとんどが出発して居ないらしく、
ピギャ~~~、の、声も聞こえません。
時折、どういう経路か?里に落ちていたりして、
道路をウロウロしているのを、よく見ます。
さて、
最近、ウミガメが産卵に来るような内地の浜沿いでは、
照度を落とした街路灯を使うところが多くなっているそうです。
卵を産みに来るウミガメのために、
そのような街路灯を開発するなんて、
なんてカッコいいんでしょう♪
んで、
里の街路灯や車のヘッドライトに、
もし、カツドリたちが迷わされ、方角を狂わされているとしたら!
やぱり、
この新しい街路灯、時代に逆行してませんか???
カツドリが飛び立つ季節です。
親鳥はもうほとんどいなくなって、
雛たちも、もうすぐいなくなる。
「ツワブキが咲いたらカツドリが飛び立つ」
御蔵の人は昔から、そう伝えてきました。
今年もツワブキが咲き始めています。
友人「や」から「御蔵好きのママ友発見!」のメールをもらったのは、
一ヶ月ほど前だったでしょうか?
「また行きたい!・・・って、言ってたよ~」と「や」。
ママ友というからには、某稲村ケ崎小学校関係。。。
なんとなく、それだけで親近感が湧く。。。♪
そのママ友「こ」さんが、先週いらしておりました。
此処、御蔵に来るためには、
まず船で来るのが一般的。
しかし、着くとは限りません☆
春夏秋冬どの季節でも、海が荒れれば船は着かない。
それが此処の「きまり」です。
夜、竹芝で船に乗り、朝、御蔵に着けば、
航行時間は、およそ7時間半。
しかし、時化て流され(文字通り『島流し』と呼ぶ)
八丈まで行けば、プラス3時間。
八丈島で1時間ほど停泊。
この間は、降りられません;;;;
乗りっぱなしのそのまま、登便の御蔵着が昼過ぎで、プラス3時間。
しかし!それでも降りられなければ、
三宅で下船後、大特急で飛行場まで行き、ヘリで御蔵着。
これが午後4時前くらいになります。
トータルで17時間オーバー!
この世の中で一番長い、一番辛い御蔵への来方と言っても過言ではナイ;;;
そのやり方で、「こ」さんはいらっしゃったわけです。
お疲れさまでした~;;;
しかし!その割りには、超元気!
御蔵は今年三度目とかで、着いた途端、山に海に大ハッスル♪
顔馴染みも多々いらっしゃり、満喫度300%!?
・・・パワフルですな~;;;;
と、恐れおののきつつ、
ちょっと思い出しましたことがありました。
私がまだこの島に住む前のこと。
来る前から天気図に目を光らせ、
チケット売り場の「条件付き」にもめげず、
なにがなんでも着いてやる!
と、船の中でも泳いでいました。←ウソ;;
そんなふうにして御蔵港に着けた日には、
やはり同じように、寸暇を惜しんで飛び回っていたことを。
なぜ惹かれるのか?
それはナニか???
それは、本人にしか見つけられないことかもしれません。し、
もしかしたら、目の前に転がっていることなのかもしれません♪
御蔵島のナニか?に惹かれ、
御蔵に通い続ける人は、皆、
「御蔵魔術」に罹っているに違いありませんね♪♪♪
なんと!御蔵でナンバンギセルを見つけました♪
実は本物を野生で見たのは初めてです♪
ナンバンギセルは寄生植物。
主にススキ、チガヤ。。。
他にはミョウガ、ショウガ、ギボウシ、ホトトギスなどに寄生して生えるそうです。
イネ科の植物の何か?が、発芽を促し、
花を咲かせることが出来るそうなので、
御蔵島のあちこちに繁茂しているハチジョウススキはうってつけなのでしょうね。
一株あったということは、きっと、他にもあるのでしょう♪
もっと見たい!
随分前に買った、キャベツの再生を試みました!
っていうと、大袈裟。。。水に入れて置いておいただけです;^^
最初はただの芯でした。
二週間ほど水栽培したいる間に、
三角に切った芯から、三個ほどの芽が出て、
だんだん大きくなってキャベツ色の小さい葉っぱになり、
水を換える際に、ひっくり返して見てみたら、
根がちょろちょろ出てきたので、
地面に植え、
萎れるかと思ったら、
意外と元気に成長し、
かれこれ二ヶ月ほどになります♪
モノの本によれば・・・、
上手くすれば八ヶ月目には収穫も夢ではないそうです!
がんばれ~~~♪♪♪
無性に、草餅が食べたくなってしまいました;;
島での鉄則は、食べたかったら自分で採る!獲る!作る!
低気圧のせいなのか?
単に冬型になっただけだからなのか?
今日は大風~~~☆
でも、食べたい;;
草餅食べたい!
風は強いですが、カラッとした陽気♪
ちょっと出掛けて、蓬を摘んできました♪
道端にちょくちょくあるので、探さなくてもイイ♪
草餅を作るためには、春先の柔らかい芽を摘む、とありますが、
春も秋も同じような気候ですし、
摘んだ蓬をちょっと食べてみたら柔らかいし、
何よりも食べたいし!
問題ナイ・・・・・きっと!
さて、摘んだ芽を、サッと塩ゆで、水気を絞り、包丁で刻み、すり鉢ですって、
・・・しまった☆
餅粉が;;;なかったのですが、
乾物庫を覗いてみたら、白玉粉がありました♪
コレコレ、コレでいきましょう♪
白い白玉粉を真緑のすり蓬に混ぜると、
パステルカラーな塊が出来ました。
こねこねこねこね。。。
これが茹でると、なぜか?また、まみどりに変わるのです。
まみどりになって浮いてきたら、出来上がり♪
さって♪いっただきま~~す♪♪♪
やられました;シオシオです;;;;
昨日の台風で、
潮を含んだ台風の風に吹き付けられまくり、
せっかくの芽が全滅です;;
冬の間、庭からの収穫を密かな楽しみにしていたのですが、
こ~れ~は~~;;;
アシタバしか食べちゃダメ!
ってなコトでしょうか。。。
海沿いに繁茂する植物の葉には、
たいてい「クチクラ」という層があります。
潮、乾燥などに、強く、賢く、たくましく!立ち向かうために、
長い年月をかけて植物たちが育んできた技です。
御蔵の森にたくさんある照葉樹林も、
このクチクラ層があります。
ロウで出来ているため、テラテラしてるので、
照葉樹林なんですね。
。。。ところで、
はて? ナニ蒔いたんだっけ・・・?