キアゲハの幼虫がしっかり育っていたシシウドが骸骨のようになっていました。季節が進むのはとても早いです。それに対し、最近の八島ビジターセンターの職員には次のような共通の症状が出ています。「まだ9月のような気がする・・・」・・・時間の流れに乗れなくなっています(私だけですか?すみません)私は9月末のインタープリター養成講座から時が止まっています。八島ビジターセンター、冬期閉館まであと一ヶ月もありません。このまま私のなかで時が止まったままだったらどうしましょう・・・。
そんなことはどうでもよいのですが、はい、すっかり秋も深まりましたね。湿原もしっかりすっかり茶色です。とても静かな時間が流れています(時はとまらないのですね)。
ふと見上げるとダケカンバの実(果穂)がありました。中には小さな種がたくさん入っているのでしょう。冬や春先になったら、雪の上にダケカンバの種がまかれているのがみられるかもしれません。ダケカンバやシラカンバの種ってとっても小さいのです。それこそ吹けば簡単に飛ぶような。そんな小さな種が何メートルのおっきな木になるなんて、不思議ですね。その確率って、ものすごく低いものだと思います。たくさんの種子の中で発芽するのがまずわずか。そしてその後生き残るのもわずか。今年の種の中で生き残ったものとまた出会えるでしょうか。そのコたちと出会うためには、私の中の時間をまた動かさなければならないですね。
時よ動け!笑
ま
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