今日は青空スタートでした。
6月も半ばにさしかかり、湿原も緑の部分が多くなってきました。日中はそこそこ気温も上がりますが、朝晩は冷える、そんな最近です。
ヤマツツジ 満開の株。大きな株でした。こんな株があること、知りませんでした。花が咲いて初めてわかることもあるのです。
こちらはレンゲツツジ。花付きのよい株とそうでもない株とあります。
レンゲツツジの蕾。枯れています。こういう株もあります。以前お伝えしましたが、6月に入ってから霜が降りました。おそらくその影響です。開き始めていた蕾を霜が襲い、枯らしてしまったのでしょう。こうなると花が咲くのは難しいかもしれません。
鎌ヶ池のミズナラの林にも霜の影響が見られます。開き始めた新芽が軒並み枯れてしまっています。いつもの今の時期だともう葉を開いていてもおかしくないです。しかしまだ芽吹き前の景色のよう…。少し寂しい感じです。
今年はこれからどうなるのでしょうか。
ミズナラたちは今年は葉を開かずに終わるのでしょうか。
霜の影響はこれからどういう風に表れてくるのでしょうか。
見た目には霜の影響なんてないような、そんな感じになるのでしょうか。
霜でくしゃくしゃになってしまった植物たちを見るとやはり残念な感じはします。
しかし同時にどう変化していくのか楽しみでもあります。
レンゲツツジの咲き具合も、今の時点ではわからないことだらけです。
思いがけず、良い年になるかもしれません(わかりませんが)
いろんなことがあって、どうしても避けられないことがあって、思いがけないいいこともあって、そうして2016年の八島湿原の自然は形作られているのです。
少なかった雪、遅い霜、暑くなるらしい今年の夏… 今年はどんな年なのでしょう。
ま