先日の大雨で。

先日の記録的な大雨で霧ヶ峰高原の一部道路は通行止めになりました。
（今は通行止め解除されています）
そしてあまりに多い雨量で八島ヶ原湿原内では普段見ることのできない池が現れました。


湿原の真ん中辺りに現れた池


八島ヶ原湿原は日本を代表する高層湿原のひとつで、
一般的に皆さんがイメージされる沼地のような湿原とは違い、池の水面よりも地表面が盛り上がっています。
そのせいか「昔に比べると池が小さくなったような気がします・・・」とか、
「ここは湿原なんですか？」と訪れるお客様から言われることが多いのです。

しかし、そんな八島ヶ原湿原も先日の大雨でいつもとは様子が違いました。
湿原内にある３つの池は普段よりも大きくなり、無いはずの池が何ヶ所にも現れ、そして雨が止みしばらくすると自然と池は消えました。


八島ヶ池


鬼ヶ泉水


鎌ヶ池

幻の池。
そういうとなんだか神秘的ですが。
しかし今回の大雨は日本全国的に大きな傷跡を残していきました。
人間の力では到底及ぶことのない自然の大きな力。
私たちは良くも悪くも自然の大きな力で生かされているのだなと改めて感じたのでした。
今回被災された方々、心からお悔やみ申し上げます。