霧の日が続きます。昨日もおとといも、湿原全体を包み込むような、まとわりつくような霧でした。
本当に真っ白。人の少ない時間帯に湿原にいると、世界中で人間は私ひとりのような感覚にとらわれます。
写真は霧でぬれたススキです。丸い水滴がいくつもついて、シャンデリアのようになっています。
霧の日に森に入ると、水滴が雨みたいに降ってくることがあります。森に入った瞬間に「あれ?雨なんか降ってたっけ?」
これは霧が木の葉について大きな水滴になり、落ちることによって起こる現象なのです(たしか)。霧もふわふわ漂っていて空気のように思えますが、しっかりした水なのですね。カビに困っています。
湿原の周りにはハンゴンソウやサラシナショウマ、ツクバトリカブトやアキノキリンソウ・・・湿原の中にはイワショウブやエゾウメバチソウなどが咲いています。
朝に木道を歩いていたら、足元からオオジシギが飛び出してきました。目立ったディスプレーをしなくなっていたのであまり注目していませんでしたが、ひさしぶりに会えてうれしかったです。
「派手で目立つもの」以外は忘れてしまう自分にちょっとがっかりしました。「派手で目立つもの」ばかり見ていては自然の大きな流れなんてわからないですよね。
ま
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