こんにちは、料理研究部会です3月に入り、日の長さが先月までと比べるとだいぶ長くなってきましたよね。
山には山菜も出始める時期でしょうか。春も、もう近くまで来ていますね
今月のテーマ食材は今の時期が美味しい「菜の花」と「金柑」です。今月はこの2つの食材のレシピをお届けしたいと思います。
菜の花は、アブラナ科のとても栄養価の高い緑黄色野菜です。βカロチンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいます
カロチンやビタミンCは免疫力を高め、がん予防やかぜの予防に効果が期待できるとともに、お肌を美しくする効果もありますまた体内の塩分バランスを保つカリウムも豊富で、高血圧の予防や治療中の方の食事に大変向いてます
鉄分も豊富ですので、貧血気味の方には積極的に食べていただきたい食材です
そして菜の花の花言葉は、「小さな幸せ」「活発」「元気いっぱい」「豊かさ」等・・・。春のこの時期に菜の花を食べて元気いっぱいになって!という意味合いなのでしょうね
それではレシピの紹介です。
★菜の花となまり節の和風ペペロンチーノ★
~菜の花の風味となまり節のうま味がとても合う和風パスタです~
<材料>(2人分)
菜の花 1束、 なまり節 70g、 パスタ 2人前(180g)、 ニンニク 1ヶ
鷹の爪 1本、 オリーブ油 適量、 マヨネーズ 大さじ1、 塩コショウ 少々、醤油 少々
<作り方>
1)菜の花は、3cm長さに切って茎と葉の部分に分けておく。なまり節は一口大に切っておく。ニンニクはみじん切りにしておく。鷹の爪は、種を取っておく。
2)パスタは袋の表示の通りゆでる。
3)フライパンに多めのオリーブ油とニンニク、鷹の爪を入れ火にかけ、香りが出たらなまり節、菜の花の茎の部分、葉の部分の順に炒め、塩コショウ、マヨネーズも加えて炒める。
4)3)にパスタとゆで汁(お玉1~2杯分)を加えてゆで汁を乳化させるように合わせ炒めて、最後に醤油で味を整えて出来上がり。
<コツ・ポイント>
菜の花は、茎と葉の部分で炒め時間が変わるので時間差で加えます。
<レシピの生い立ち>
菜の花のパスタを作りたくて、冷蔵庫になまり節があったので、少し和風で作ってみました
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから!!
(レシピ作成:大坪律子)
次は金柑についてです。キンカン(金柑)は、中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木で、昔から風邪の妙薬として知られています。生食もできますが、酸味が強いので甘く煮て砂糖漬けにして食べることも多いです。
特に皮の部分には、ビタミンCやカルシウムが豊富に含まれます。ビタミンCには免疫力を高め感染症を予防する作用、抗酸化作用、抗ストレス作用、皮膚と粘膜の健康を保つ作用があります。
風邪のときは胃腸が弱っているのであまり食べ過ぎてしまうと、おなかを下してしまっつたり、嘔吐してしまうことがあるので、食べ過ぎには注意したいところです
それではレシピの紹介です。
★法蓮草と金柑のサラダ★
~きんかんの爽やかな甘みが味のアクセントに~
<材料>2人分
レタス 3枚、サラダほうれん草 1/2ワ、木熟きんかん 2個、 紫玉ねぎ 1/8個 、スティッキオ(イタリア野菜) 3本、
きゅうり1/3本、キャベツ 1枚、 プチトマト 3個
(ドレッシング)
練り白ごま 大さじ1、 マヨネーズ 大さじ2
<作り方>
1) レタス、サラダほうれん草は洗って食べやすい大きさに切る。きゅうり、キャベツ、紫玉ねぎはそれぞれみじん切りにする。(マルチチョッパーを使うとみじん切りが簡単にできます)。スティッキオは斜め切り、きんかんは輪切りにする。
2) お皿にレタスをしき、その上に野菜を盛りつける。最後に輪切りにしたきんかん、プチトマトを盛り付ける。
3) 練り白ごまとマヨネーズを混ぜあわせ、ドレッシングを作る。
野菜を小皿にとりわけ、ドレッシングをかけ全体を混ぜ合わせて召し上がれ。
<コツ・ポイント>
木熟きんかんは、甘味がありそのままいただけるので、サラダのトッピングに使うと爽やかな酸味・甘味があり最高です
<レシピの生い立ち>
水耕栽培のサラダほうれん草とイタリア野菜のスティッキオをお店で見つけました。どちらも宮城県産でとても新鮮なので、今回は生のサラダにしてみました。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから!!
(レシピ作成:佐藤順子)
今月のお料理も美味しそうですね。
パスタとサラダ、一緒に作ったら、これで一食の食事になりそうですね。
簡単なので一度作ってみて下さい
来月のテーマ食材は「生椎茸」と「ジャガイモ(新ジャガイモ)」です
次回もお楽しみに