今年はなかなか梅雨が明けず、じめじめした日が続いていますね
今月の料理部会からのおすすめレシピは、夏には欠かせないねばねば野菜の定番
「モロヘイヤ」です。
原産地は中国大陸南部の野菜で、東南アジアから、地中海沿岸、アフリカ、エジプトで栽培され、
高温で乾燥地帯でも育つ生命力の強い野菜です。クレオパトラも好んで食べたと言われております。
昔アラビアの王様が内臓の病気になった時、モロヘイヤのスープを食べて元気になったという話により、
「マリク(王様)のスープ」と呼ばれていました。王様だけに食べられていたのではなく、古来エジプトで日常的に
食べられていた庶民の野菜だったのです。日本に入ってきたのは1980年代で、ねばねばのムチンやカロテンが
人参の1.5倍、カルシウムは牛乳の4倍あり、緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、暑いこの時期には食べたい
注目の野菜です。
それではレシピの紹介です。
モロヘイヤジュース
ジュースで手軽にネバネバ効果を堪能しましょう♪
<材料>
モロヘイヤ3把 バナナ1本 トマト(湯むき)小1
牛乳100㏄ 氷適宜
<作り方>
1.モロヘイヤは洗って水気を切らずに耐熱容器で2分レンジにかける。
2.1と皮を剥いたバナナ、トマト、牛乳、氷をジューサーにかけてできあがり。
<コツ・ポイント>
モロヘイヤは加熱したほうがネバネバ倍増します。
<生い立ち>
飲み過ぎた次の日でも朝食替りにゴクっと飲めました。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから
(レシピ作成:鷲尾 友希)
モロヘイヤペースト
モロヘイヤをバジルペースト風にアレンジしてみました!
<材料>
モロヘイヤ 1束 玉ねぎ 1/4個 カシューナッツ 15g
オリーブ油 大さじ4~5杯 塩 小さじ1/2~1杯
<作り方>
1 モロヘイヤの硬い茎の部分を除き、さっとゆで、ざく切りにし、玉ねぎもざく切りにする。
2 1と残りの材料をミキサーにかけ、ペースト状にして、出来上がり。
※今回は、このペーストを使って、2品作りました。
A、パスタ
ベーコンを炒めて、茹でたショートパスタとモロヘイヤペーストを加えて和える。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから
B、ポテトサラダ
茹でたポテトにモロヘイヤペーストを和える。
<コツ・ポイント>
塩やオリーブ油の分量は、加減してください。
チーズがお好きな方は、粉チーズを加えてもOK!
<生い立ち>
ペーストにしたら、いろんな料理に使えるかなと思い、作ってみました。
(レシピ作成:大坪 律子)
モロヘイヤペーストを作っておけば、いろいろなお料理にアレンジできそうですね。
是非作ってみて下さい。
来月は『レモン』です。お楽しみに!!