こんばんは~ビオラです♪
地味に、抜歯後の腫れがあるものの夕べはおいなりを作ってみました。
「どうして?捨てられたの?」って思うかもしれません。
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今から9年前に父が、進行胃がんで入院していた時のこと。
始めは消化器内科だったのに、手術はリスクが大きく対応外と分かり、腫瘍内科へ変わり抗がん剤を受けている頃。
看護師さんに買い物に連れて行ってもらって買ったのが大好物のおいなり。
ところが買って病室にいると、看護師が来て「固形物は、食べられません」と。
このパターンだと普段の父でも怒ると思うけれど、突然のがん宣告で心身にそうとうなダメージを受けていただけにやっぱり激怒したそうです。
「それなら、捨ててしまえ~~~!!」とゴミ箱に捨ててもらったらしい。
そして、帰省していた叔母に涙ながらに、おいなりの話をしたそうで私は後で知りました。
病状から見れば食べてはいけないものかもしれないけど、それなら買い物に行った時に
「柔らかいものを!探しましょうね」となぜ言ってくれなかったのかと。
私も腹が立ったけれど、父の気持ちを考えると普通に接する方がいいのかな?と。
その日のお昼、どうしようか?と叔母と話していたら、
「しもうたなぁ!それなら、捨てん方が良かったけど(苦笑)」と父は笑い話にするほどになりました。
この頃、余命1ヶ月と言われていたので(父・母にも知らせず)、もうこんな悲しい思いはさせないと思って
ナースステーションのすぐ隣だけど、カーテン閉めて家から食べられそうなものを持って行くことにしたのです。
その後、緩和ケア専門病院へ移って1ヶ月で旅立ったのですが、この間も、食べられそうなものはできるだけ
持って行っていました。
雑炊・アイス・ようかんなどなど・・・。
一番喜んだのは、母の雑炊でしたね。
その時に、当時の看護師さんがお詫びに来てくれたのです。
看護師さんもそうとう気がかりではあったんだと思います・・・新人だったかな。
父は貧血もひどく思考も落ちており、入院後1週間が山場だとも言われていたのをどうにか乗り越えた時。
普段着の若い女性が誰なのか?分からなかったらしいです。
でも、孫みたいな女性がわざわざ訪ねてきてくれて父も「もう何も気にせんでいいよ。すまんかったなぁ。」とお礼に言葉も伝えたと言ってました。
おいなりは、夕べはもちろんお供えしました☺
すごいですね
都会だとあり得ません(笑)
年取った親がいると
自分の病気以上にいろんな思いをします
自分が病院行くのも億劫になります
これって行きたくない言い訳かなあとも思います
お詫びと最期のお別れの挨拶でした。
私も、思いもしないことで驚きましたね。
普通は、個人的にこんなことないですね💦
ミャーさんも親御さんを看ているのですね。
年齢が進むといつどうなるか分からないので、親のことは気がかりです。
自分の体調を整えなくてはと思っても、あれこれと問題が出て来るのでなんとかやり過ごしているって感じですよ(;'∀')