切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

十一月大歌舞伎 昼の部 (歌舞伎座)前編

2004-11-16 03:05:00 | かぶき讃(劇評)
先週観たのに思うところがあって書けず、幕見で一部見直してしまった。たまに納得がいかないとこういう事をやってしまうのだが…。 ①箙の梅(えびらのうめ) 岡本綺堂原作。はっきりいってこういう芝居は二度と上演すべきではない。話が詰まらな過ぎて、梅玉、段四郎、芦燕が気の毒。 簡単に端折ってストーリーを説明すると、源平の合戦の折、若武者に一目ぼれした娘が若武者を追いかけていくうちに流れ矢にあたって死ぬ . . . 本文を読む
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