切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『未成年』 第3部第3章4節 ドストエフスキー 著 

2006-11-06 03:29:27 | 超読書日記
まったく唐突なんだけど、『ドストエフスキー 父殺しの文学(下)』という本なの中で、著者の亀山郁夫氏(最近、『カラマーゾフの兄弟』の新訳を出した人)が、「私たちの心をときめかせる恩寵の話」「ドストエフスキーが書いたもののなかでも随一といってよい感動に溢れる話」と評している一節がある。それが、『未成年』の第3部第3章4節で、翻訳家の野崎歓氏も涙を抑えるのに苦労したと日経新聞のコラムでいっているので、永らく気になっていたのだけど、肝心の『未成年』が絶版で手に入らず・・・。ところが、たまたまブックオフで安~い値段でこの本が手に入ってしまい、早速読んでみました、この部分だけ! . . . 本文を読む
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