切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

マイナンバーカードを受け取りに行った話

2016-05-16 23:59:59 | 日日雑記
土曜日の午前中にとうとう受け取りました。簡単な感想など・・・。

①ハガキが来て、最寄りの役所に受け取り行くことになったんだけど、事前に予約した方がよいというんで、ネットの予約システムを覗いたら、土日だけが満杯でビックリ。でも、奇跡的に14日の朝に空きができたというんで申し込んだら、あっさり予約が取れました。運がよいんですかね?

②で、都内某役所へ。そもそも受け取り場所がハガキに書いてないのが不親切という気もしたんですが、某役所に行ったら、すぐ教えてくれて、公布会場へ。最近よく思うんだけど、今の役所は昔と違ってサービス業的でよいんですよね。下手な民間サービスよりちゃんとしていて、「お役所仕事」といういい方は修正を迫られてると思いますよ。人件費カットのせいで、民間のサービスレベルの方が下がってる印象強いですから。

③公布会場に着いて驚いたのは、めちゃくちゃゴネてるサラリーマンのオッサンがいたこと。必要書類とか代理受取の場合の手続きなど、重要なことはクドいくらいに書いてあるんだから、読まない方が悪い!それで「お役所仕事だ」なんだとゴネてるんだから、正直呆れました。ウルサいのも迷惑なんだよね~。ああいうのは仕事もできないな~。

④で、必要書類を記入して、別室へ。すぐに呼ばれたんで、入力データの確認と暗証番号をタッチパネルで自分で入力して手続き完了。役所に着いて、モノの5分くらいですかね。ハガキには手続きに30分程度かかると書いてありましたが、わたしの場合は早かったです。

⑤最後に、気になったことだけ。住所変更の場合、2週間以内に新しい住所の役所に行かないとカードが失効するというのはちょっと酷だと思いました。運転免許ほどじゃなくても、少し猶予を伸ばした方がよいんじゃないでしょうか。

それと、もっと根本的な問題なんですが、官僚や政治家、有識者がこぞってほめそやしてきた国民総背番号制の実体化であるマイナンバー制度。しかし、ちゃんとコストに見合った効果があるんでしょうか?導入からハガキやカードの交付に至るゴタゴタや人件費等のコスト、そして、企業では社員や取引相手のマイナンバー情報を漏えいさせないために膨大な管理コストを払っている。これだけの社会的コストを払わせておいて、本当に税金の捕捉率が上がるのか?そもそも、会社員なんか隠しようがなく税金を取られてるわけだし、いまさらマイナンバーで捕捉率が上がるといってもたかだか知れているのでは?また、本当の悪賢いお金持ちはパナマ文書にでてくるみたいに、巧妙にお金を海外に持ち出しているわけで、マイナンバーの力で劇的に変わるとも思えないんですよね。竹中平蔵が駆使したといわれる住民税を払わないテクニックなんてものもありましたしね~。むしろ、制度維持のコストがかかり過ぎて、そのうち破たんするんじゃあ・・・。

ただ、最近は若者で車の免許を持ってない人が増えたんで、身分証としての価値はあるかもしれませんね~。

ということで、とりあえず、雑感でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日、国立劇場で前進座の「... | トップ | 清原裁判への不快感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日日雑記」カテゴリの最新記事