新聞でちょっと前に知ったのですが、成田屋の古いお弟子さん・市川升寿さんが亡くなられたそうですね。ご冥福をお祈りいたします。
・市川升寿さんご逝去
十一代目團十郎のお弟子さんだった人ですが、十二代目、当代海老蔵と成田屋を支えるベテラン女形。古風な味がある人でしたよね。(杉村春子の物まねなんかうまかった!)
歌舞伎チャンネルの「芸に生きる」という番組で、魚屋の息子で今でもご実家の魚屋さんの二階に住んでいるとか(しかも、魚が嫌いで食べられない!)、女の子みたいな凝った部屋の飾りつけをしているという話が出てきて、わたし、妙に面白かった印象が残ってます。
番組では映画オタクぶりも垣間見せていたし、また「芸に生きる」に出演して欲しかったひとだったなあ~。とても残念です。
しかし、歌舞伎の古い脇役さんたちって、素顔も独特で面白い方が多い。最近のお弟子さんたちだと現代っ子っぽくて、親近感は湧くものの、役者独特の味っていうのは希薄ですね~。
まあ、そんなことをいってもしょうがないのでしょうが、『秀十郎夜話』みたいな歌舞伎の世界の『忘れられた日本人』みたいな本をいまいちど作る必要があるんじゃないのかな?(ま、そういう本もなくもないですけどね…。)
・市川升寿さんご逝去
十一代目團十郎のお弟子さんだった人ですが、十二代目、当代海老蔵と成田屋を支えるベテラン女形。古風な味がある人でしたよね。(杉村春子の物まねなんかうまかった!)
歌舞伎チャンネルの「芸に生きる」という番組で、魚屋の息子で今でもご実家の魚屋さんの二階に住んでいるとか(しかも、魚が嫌いで食べられない!)、女の子みたいな凝った部屋の飾りつけをしているという話が出てきて、わたし、妙に面白かった印象が残ってます。
番組では映画オタクぶりも垣間見せていたし、また「芸に生きる」に出演して欲しかったひとだったなあ~。とても残念です。
しかし、歌舞伎の古い脇役さんたちって、素顔も独特で面白い方が多い。最近のお弟子さんたちだと現代っ子っぽくて、親近感は湧くものの、役者独特の味っていうのは希薄ですね~。
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