
文楽公演<第二部>観てました。住大夫、蓑助登場となれば、満員御礼は当然ですかね!
演目は「勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)」と「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」。
「勢州阿漕浦」は久々じゃないですか。でも、ちょっと渋過ぎな感も・・・。住大夫、元気でした。だけど、せっかくなら、他のものが聞きたかったかな?
「桂川」の帯屋の段は嶋大夫。ここは住大夫も得意だけど、ふたりの演じ方に違いがあるなあ~と思った。でも、巧くいえないんですよね。住大夫が男性的で情の世界だとすると、嶋大夫は女性的でセンチメンタル・・・。わたしはどちらも大好きですけどね!
で、「桂川」の切り場奥。千歳大夫が以前より緩急がついて、ぐっと聴きやすく、情が深まった。前回も褒めているけど、ここへきてよいですね。以前は悪い意味の熱唱って感じでだったけど、変わってきた。
蓑助のお半は華やかだけど、少しお姉さんな感じか。勘十郎の長右衛門は「今の四十代」って感じ。つまり、ちょっと若い。吉右衛門が歌舞伎で演じたときほど、主人っぽくはない。
と、この演目を観ると、落語の「胴乱の幸助」を聴きたくなるなあ~。
というわけで、充分楽しませてもらいました!
(参考)以前書いた記事。
・文楽と落語、「どうらんの幸助」をめぐって。
演目は「勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)」と「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」。
「勢州阿漕浦」は久々じゃないですか。でも、ちょっと渋過ぎな感も・・・。住大夫、元気でした。だけど、せっかくなら、他のものが聞きたかったかな?
「桂川」の帯屋の段は嶋大夫。ここは住大夫も得意だけど、ふたりの演じ方に違いがあるなあ~と思った。でも、巧くいえないんですよね。住大夫が男性的で情の世界だとすると、嶋大夫は女性的でセンチメンタル・・・。わたしはどちらも大好きですけどね!
で、「桂川」の切り場奥。千歳大夫が以前より緩急がついて、ぐっと聴きやすく、情が深まった。前回も褒めているけど、ここへきてよいですね。以前は悪い意味の熱唱って感じでだったけど、変わってきた。
蓑助のお半は華やかだけど、少しお姉さんな感じか。勘十郎の長右衛門は「今の四十代」って感じ。つまり、ちょっと若い。吉右衛門が歌舞伎で演じたときほど、主人っぽくはない。
と、この演目を観ると、落語の「胴乱の幸助」を聴きたくなるなあ~。
というわけで、充分楽しませてもらいました!
(参考)以前書いた記事。
・文楽と落語、「どうらんの幸助」をめぐって。
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