三面記事がニュースのトップを飾る国。

例の香川県の事件で容疑者が捕まったけど、報道番組のトップニュースになるような事件なんですかね、これって。だいたい意外性のない結末だし、この一家の痛そうな家族事情なんて、視聴者が知ってもしょうがないでしょ。他に報道すべき話題があると思うんだけどなあ～。

祖母の義理の弟を逮捕　香川・坂出３人不明事件(朝日新聞) - goo ニュース

とにかく、ワイドショーからニュースまで香川県に報道陣が張り付いてる現状って、何だか妙でしょ。しかも、例の子供のオヤジさんに、「犯人の心当たりは？」なんて真顔で聞いてる記者までいて、「そんなこと、心当たりがあってもいえるわけないだろ、いったら捜査妨害だ！」って、素人のわたしまで突っ込みを入れたくなりましたよ。

そもそも、こんなところにエネルギーを使うくらいなら、アフガニスタンあたりへ大挙して取材に行ってもらったほうがいいんじゃないですかね、危ないから行かないっていうんだろうけど。

要するに、取材する側が安全地帯に身を置いているって感じがありありなんですよね。で、国内であれ、国外であれ、やばいものには近づかない。（ほんとなら、ナベツネとか、御手洗とかに近づいてみろっていいたいが、まあ、やるわけないか！？）

しかし、殺された子供の父親の記者会見なんて、今までありましたっけ？お涙頂戴の言葉を引き出すための茶番会見なんて、視聴者を舐めてますよ、たとえ、あの父親が望んだとしてもね。