切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

6月のまとめ。

2012-06-30 23:59:59 | 日日雑記
個人的な備忘録。

(芝居)
・志らくの芝居(6.2)
・国立劇場 俊寛
・新橋演舞場(昼の部)千穐楽
・コクーン歌舞伎「天日坊」

(観たDVD)
夜歩く
仮面舞踏会
仮面劇場(謎の美少年「夢之介」ってネーミング!)
恋の罪(マラ5使いすぎ以外はよい。特にラスト。)
愛のむきだし(やっぱり、満島ひかりはよいね。)
黒猫亭事件(太地喜和子主演の怪作!)
真珠郎(このシリーズの最高傑作。大谷直子!)
A(1996年のドキュメントとして観た。)
八つ墓村
新宿馬鹿物語(太地喜和子がよいね!神代辰巳の脚本作)
川の底からこんにちわ(満島ひかりの歌だけよい。)
大都会①
女王蜂
獄門島(前進座ファンは必見。翫右衛門、國太郎が出演。)
(金田一モノはすべてTV版「横溝正史シリーズ」)

オウム特番NHK×3(3本目が興味深かった。)

(読んだ本)
鏡子の家(鏡子さんがよいネ。)
毒婦(単純に面白い!木嶋香苗も、男たちも)
オカルト(今年の五本の指に入る。)
彗星の住人(無限カノン1)
美しい魂(無限カノン2)
エトロフの恋(無限カノン3)
世界の果てまで漫画描き(「テルマエ・ロマエ」の作者のキューバ紀行)
人間仮免中(今年の五本の指に入る。)
海のふた(久々に読んだばなな。夏の読書にどうぞ。)
どうで死ぬ身のひと踊り(「苦役列車」は嫌いだけど、コレはよい。)
緋色の研究(たまたま再読。モルモン教の話は子供の頃よくわかってなかったナ)

(部分読み 他)
・島田・福田論争(「無限カノン」をめぐって)
・岡本かの子「鶴は病みき」
・宇能鴻一郎「味な旅 舌の旅」(この本は純粋に面白いです。)

前月の体調不良が治りかけたところで、人生初の腰痛を発症(!)。現在リハビリ生活中。

新猿翁の呂律の回らない口上には、目頭が熱くなった。勘三郎といい、この人といい、元気の塊みたいな人だったから、余計に気の毒な気がしてしまう。

買ったっきり読んでなかった「無限カノン三部作」はそれなりに面白かったけど、昭和末期の「自粛」ムードとか、お妃候補と世論(世間)の問題をもうちょっと突っ込んでくれていたら、「時代の証言」であると同時に、大変な「問題作」になったはず。このあたりに島田雅彦の限界があるのかな?

人生肯定的な読書としては、「人間仮免中」と「海のふた」、そして「味な旅 舌の旅」を推薦。

芝居では、志らくの舞台が予想以上に完成度高く、クドカンのコクーンは脚本がよくない。でも、勘九郎の役者振りが上がったので観ていられる。

とりあえず、以上っ。
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