
観てなかったんで観ました。というか、昔はクラシックに関心なかったからな~。というわけで、簡単に感想っ。
バロック時代のオペラ(モンテヴェルディとかね。)を見てみようと思って、その前に時代の雰囲気を知っておきたくて、突然観る気になったんですよ。
去勢されることによってカストラートの声を手に入れた主人公と作曲家の兄。
女性も共有することになっているってあたりは結構抵抗感ありましたけど、最後はちょっと納得したかな~。(詳しくはご覧になってください。)
しかし、この映画の美点はちゃんとしたヨーロッパ映画になっているということ。
たぶん、アメリカ資本だったらもっとちゃちな映画になっていたんじゃないかな~。
特に美術なんかセットの汚れ方から瀟洒な部屋まで、まさにヨーロッパ。(ローマのチネチッタあたりで撮影してるのかな?)
それに冒頭の汚い感じのナポリも、嫌いじゃなかったし…。(というか、ナポリって今もってあんな雰囲気ありますよ、奥のほうに行くと…。)
ただし、作曲家崇拝主義みたいなものは同時代の考え方ではないらしい…と以下の本(『CD&DVD51で語る西洋音楽史』岡田 暁生著)で知りました。
*因みに、この本の許光俊氏の書評はコレ
映画の文化的な解説として参考にするといいかもね~。
というわけで、カストラートのいる時代のオペラを観てみようと思います。
バロック時代のオペラ(モンテヴェルディとかね。)を見てみようと思って、その前に時代の雰囲気を知っておきたくて、突然観る気になったんですよ。
去勢されることによってカストラートの声を手に入れた主人公と作曲家の兄。
女性も共有することになっているってあたりは結構抵抗感ありましたけど、最後はちょっと納得したかな~。(詳しくはご覧になってください。)
しかし、この映画の美点はちゃんとしたヨーロッパ映画になっているということ。
たぶん、アメリカ資本だったらもっとちゃちな映画になっていたんじゃないかな~。
特に美術なんかセットの汚れ方から瀟洒な部屋まで、まさにヨーロッパ。(ローマのチネチッタあたりで撮影してるのかな?)
それに冒頭の汚い感じのナポリも、嫌いじゃなかったし…。(というか、ナポリって今もってあんな雰囲気ありますよ、奥のほうに行くと…。)
ただし、作曲家崇拝主義みたいなものは同時代の考え方ではないらしい…と以下の本(『CD&DVD51で語る西洋音楽史』岡田 暁生著)で知りました。
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というわけで、カストラートのいる時代のオペラを観てみようと思います。
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