
待ちに待ったというか、長かったような、短かったような・・・。というわけで、簡単に感想です。
まずは四月。
メディア的には、勘三郎に捧ぐ「お祭り」でしょうけど、演目&配役的にいえば、玉三郎の「将門」、仁左衛門の「熊谷陣屋」義経、吉右衛門の「盛綱陣屋」和田兵衛が意外性があって楽しみ。
そして、五月は、月並みだけど仁左衛門&玉三郎の「廓文章」かな~。あとはそんなに意外性ないし・・・。
で、最後の六月は、「対面」工藤の仁左衛門に、曽我五郎・十郎を海老蔵・菊之助というのが、ちょっと新鮮で楽しみではある。
しかし、あの広い歌舞伎座の客席を埋めるとなると、七月以降の演目が勝負なんじゃないですかね~松竹さん!七月は猿之助か玉三郎?八月は若手の納涼歌舞伎ってとこですかね?九月は秀山祭ですし。そういえば、来年團菊祭はどうなるの?
それに、この間の他の劇場の興行も気になるでしょう。新橋演舞場、大阪松竹座、コクーン歌舞伎etc・・・。
というわけで、勘三郎亡き後の歌舞伎界で、興行のバリエーションを持たせるのは相当大変なんだろうなあ~とは想像しますよ。でも、ベテラン若手含め、人材が揃っているのが歌舞伎の偉いところですよね。他のジャンルの世代間格差を考えると・・・。
ということで、思いのほかあっさりとした感想になってしまいました。さて、チケット取るのは大変になるのかな?
歌舞伎座新開場
杮葺落四月大歌舞伎
平成25年4月2日(火)~28日(日)
第一部
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
鶴寿千歳
雌鶴 藤十郎
女御 魁 春
春の君 染五郎
雄鶴 團十郎
十八世中村勘三郎に捧ぐ
二、お祭り(おまつり)
鳶頭 三津五郎
同 橋之助
同 彌十郎
同 獅 童
同 勘九郎
芸者 福 助
同 扇 雀
同 七之助
一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 吉右衛門
相模 玉三郎
藤の方 菊之助
堤軍次 又五郎
白毫弥陀六 歌 六
源義経 仁左衛門
第二部
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先の場より
滑川土橋の場まで
弁天小僧菊之助 菊五郎
南郷力丸 左團次
赤星十三郎 時 蔵
忠信利平 三津五郎
浜松屋宗之助 菊之助
木下川八郎 團 蔵
伊皿子七郎 友右衛門
浜松屋幸兵衛 彦三郎
青砥左衛門藤綱 梅 玉
鳶頭清次 幸四郎
日本駄右衛門 團十郎
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
将門
傾城如月実は滝夜叉姫 玉三郎
大宅太郎光圀 松 緑
第三部
近江源氏先陣館
一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
佐々木盛綱 仁左衛門
篝火 時 蔵
早瀬 芝 雀
伊吹藤太 翫 雀
竹下孫八 進之介
信楽太郎 橋之助
微妙 東 蔵
北条時政 我 當
和田兵衛秀盛 吉右衛門
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 幸四郎
源義経 梅 玉
亀井六郎 染五郎
片岡八郎 松 緑
駿河次郎 勘九郎
常陸坊海尊 左團次
富樫左衛門 菊五郎
歌舞伎座新開場
杮葺落五月大歌舞伎
平成25年5月3日(金・祝)~29日(水)
第一部
一、鶴亀(つるかめ)
皇帝 梅 玉
亀 橋之助
鶴 翫 雀
菅原伝授手習鑑
二、寺子屋(てらこや)
松王丸 幸四郎
武部源蔵 三津五郎
戸浪 福 助
春藤玄蕃 彦三郎
千代 魁 春
三、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場
お嬢吉三 菊五郎
お坊吉三 仁左衛門
和尚吉三 團十郎
第二部
一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
御殿
床下
〈御殿〉
乳人政岡 藤十郎
沖の井 時 蔵
松島 扇 雀
栄御前 秀太郎
八汐 梅 玉
〈床下〉
仁木弾正 幸四郎
荒獅子男之助 吉右衛門
二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)
吉田屋
藤屋伊左衛門 仁左衛門
扇屋夕霧 玉三郎
第三部
一、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 吉右衛門
梢 芝 雀
俣野五郎景久 又五郎
奴萬平 錦之助
六郎太夫 歌 六
大庭三郎景親 團十郎
二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
道行より鐘入りまで
白拍子花子 玉三郎
白拍子花子 菊之助
歌舞伎座新開場
杮葺落六月大歌舞伎
平成25年6月3日(月)~29日(土)
第一部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)
不破伴左衛門 橋之助
名古屋山三 勘九郎
茶屋女房 魁 春
六歌仙容彩
二、喜撰(きせん)
喜撰法師 三津五郎
祇園のお梶 時 蔵
平家女護島
三、俊寛(しゅんかん)
俊寛僧都 吉右衛門
丹波少将成経 梅 玉
海女千鳥 芝 雀
平判官康頼 歌 六
瀬尾太郎兼康 左團次
丹左衛門尉基康 仁左衛門
第二部
一、壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
工藤祐経 仁左衛門
曽我十郎 菊之助
曽我五郎 海老蔵
化粧坂少将 七之助
鬼王新左衛門 愛之助
小林妹舞鶴 孝太郎
大磯の虎 芝 雀
二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)
僧智籌実は土蜘の精 菊五郎
待女胡蝶 魁 春
巫子榊 芝 雀
番卒 翫 雀
同 松 緑
同 勘九郎
平井保昌 三津五郎
源頼光 團十郎
第三部
一、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
幡随院長兵衛 幸四郎
白井権八 梅 玉
二、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
花川戸助六 團十郎
三浦屋揚巻 福 助
通人里暁 三津五郎
朝顔仙平 又五郎
福山かつぎ 海老蔵
三浦屋白玉 七之助
曽我満江 東 蔵
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 吉右衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 幸四郎
まずは四月。
メディア的には、勘三郎に捧ぐ「お祭り」でしょうけど、演目&配役的にいえば、玉三郎の「将門」、仁左衛門の「熊谷陣屋」義経、吉右衛門の「盛綱陣屋」和田兵衛が意外性があって楽しみ。
そして、五月は、月並みだけど仁左衛門&玉三郎の「廓文章」かな~。あとはそんなに意外性ないし・・・。
で、最後の六月は、「対面」工藤の仁左衛門に、曽我五郎・十郎を海老蔵・菊之助というのが、ちょっと新鮮で楽しみではある。
しかし、あの広い歌舞伎座の客席を埋めるとなると、七月以降の演目が勝負なんじゃないですかね~松竹さん!七月は猿之助か玉三郎?八月は若手の納涼歌舞伎ってとこですかね?九月は秀山祭ですし。そういえば、来年團菊祭はどうなるの?
それに、この間の他の劇場の興行も気になるでしょう。新橋演舞場、大阪松竹座、コクーン歌舞伎etc・・・。
というわけで、勘三郎亡き後の歌舞伎界で、興行のバリエーションを持たせるのは相当大変なんだろうなあ~とは想像しますよ。でも、ベテラン若手含め、人材が揃っているのが歌舞伎の偉いところですよね。他のジャンルの世代間格差を考えると・・・。
ということで、思いのほかあっさりとした感想になってしまいました。さて、チケット取るのは大変になるのかな?
歌舞伎座新開場
杮葺落四月大歌舞伎
平成25年4月2日(火)~28日(日)
第一部
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
鶴寿千歳
雌鶴 藤十郎
女御 魁 春
春の君 染五郎
雄鶴 團十郎
十八世中村勘三郎に捧ぐ
二、お祭り(おまつり)
鳶頭 三津五郎
同 橋之助
同 彌十郎
同 獅 童
同 勘九郎
芸者 福 助
同 扇 雀
同 七之助
一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 吉右衛門
相模 玉三郎
藤の方 菊之助
堤軍次 又五郎
白毫弥陀六 歌 六
源義経 仁左衛門
第二部
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先の場より
滑川土橋の場まで
弁天小僧菊之助 菊五郎
南郷力丸 左團次
赤星十三郎 時 蔵
忠信利平 三津五郎
浜松屋宗之助 菊之助
木下川八郎 團 蔵
伊皿子七郎 友右衛門
浜松屋幸兵衛 彦三郎
青砥左衛門藤綱 梅 玉
鳶頭清次 幸四郎
日本駄右衛門 團十郎
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
将門
傾城如月実は滝夜叉姫 玉三郎
大宅太郎光圀 松 緑
第三部
近江源氏先陣館
一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
佐々木盛綱 仁左衛門
篝火 時 蔵
早瀬 芝 雀
伊吹藤太 翫 雀
竹下孫八 進之介
信楽太郎 橋之助
微妙 東 蔵
北条時政 我 當
和田兵衛秀盛 吉右衛門
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 幸四郎
源義経 梅 玉
亀井六郎 染五郎
片岡八郎 松 緑
駿河次郎 勘九郎
常陸坊海尊 左團次
富樫左衛門 菊五郎
歌舞伎座新開場
杮葺落五月大歌舞伎
平成25年5月3日(金・祝)~29日(水)
第一部
一、鶴亀(つるかめ)
皇帝 梅 玉
亀 橋之助
鶴 翫 雀
菅原伝授手習鑑
二、寺子屋(てらこや)
松王丸 幸四郎
武部源蔵 三津五郎
戸浪 福 助
春藤玄蕃 彦三郎
千代 魁 春
三、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場
お嬢吉三 菊五郎
お坊吉三 仁左衛門
和尚吉三 團十郎
第二部
一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
御殿
床下
〈御殿〉
乳人政岡 藤十郎
沖の井 時 蔵
松島 扇 雀
栄御前 秀太郎
八汐 梅 玉
〈床下〉
仁木弾正 幸四郎
荒獅子男之助 吉右衛門
二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)
吉田屋
藤屋伊左衛門 仁左衛門
扇屋夕霧 玉三郎
第三部
一、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 吉右衛門
梢 芝 雀
俣野五郎景久 又五郎
奴萬平 錦之助
六郎太夫 歌 六
大庭三郎景親 團十郎
二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
道行より鐘入りまで
白拍子花子 玉三郎
白拍子花子 菊之助
歌舞伎座新開場
杮葺落六月大歌舞伎
平成25年6月3日(月)~29日(土)
第一部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)
不破伴左衛門 橋之助
名古屋山三 勘九郎
茶屋女房 魁 春
六歌仙容彩
二、喜撰(きせん)
喜撰法師 三津五郎
祇園のお梶 時 蔵
平家女護島
三、俊寛(しゅんかん)
俊寛僧都 吉右衛門
丹波少将成経 梅 玉
海女千鳥 芝 雀
平判官康頼 歌 六
瀬尾太郎兼康 左團次
丹左衛門尉基康 仁左衛門
第二部
一、壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
工藤祐経 仁左衛門
曽我十郎 菊之助
曽我五郎 海老蔵
化粧坂少将 七之助
鬼王新左衛門 愛之助
小林妹舞鶴 孝太郎
大磯の虎 芝 雀
二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)
僧智籌実は土蜘の精 菊五郎
待女胡蝶 魁 春
巫子榊 芝 雀
番卒 翫 雀
同 松 緑
同 勘九郎
平井保昌 三津五郎
源頼光 團十郎
第三部
一、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
幡随院長兵衛 幸四郎
白井権八 梅 玉
二、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
花川戸助六 團十郎
三浦屋揚巻 福 助
通人里暁 三津五郎
朝顔仙平 又五郎
福山かつぎ 海老蔵
三浦屋白玉 七之助
曽我満江 東 蔵
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 吉右衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 幸四郎
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