七月の歌舞伎座

七月の演目が発表になりましたね。新・海老・玉コンビってところでしょうか？

昼の部の「千本櫻」、海老蔵の宙乗りは見逃しているので、ちょっと楽しみ。それとやっぱり、玉三郎の静御前は久々な感じがしますねえ～。

夜の部は、二年ぶりの泉鏡花特集。「夜叉ヶ池」と「高野聖」。

「夜叉ヶ池」の方は、前回、春猿が百合と白雪姫の二役をやっていたのにたいして、今回は百合＝春猿、白雪姫＝笑三郎と分けた効果がどうでるか？

そして、海老・玉で「高野聖」は、ちょっとはまり過ぎか？もちろん、楽しみです。

ついでながら泉鏡花でいうと、「戦國茶漬」という作品があって、かつて歌右衛門、白鸚コンビで上演されたことがあるんだけど、これって、手を出さないんですかね、玉三郎は！上杉謙信も出てくるんだけどなあ～。

というわけで、最後は独り言でした！

・七月大歌舞伎「夜叉ヶ池」「海神別荘」　昼の部（歌舞伎座）（以前書いた劇評）


平成20年7月7日（月）～31日（木）昼の部

一、義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）
　　鳥居前
　　吉野山
　　川連法眼館

　　市川海老蔵宙乗り狐六法相勤め申し候

　　鳥居前
　　　　　　佐藤忠信実は源九郎狐　　海老蔵

　　吉野山
　　　　　　佐藤忠信実は源九郎狐　　海老蔵
　　　　　　　　　　　　　静御前　　玉三郎

　　川連法眼館
　　　　　　佐藤忠信実は源九郎狐　　海老蔵
　　　　　　　　　　　　　静御前　　玉三郎



夜の部

一、夜叉ヶ池（やしゃがいけ）

　　　　　　　　　　　　　　百合　　春　猿
　　　　　　　　　　　　　白雪姫　　笑三郎


二、高野聖（こうやひじり）

　　　　　　　　　　　　　　雪路　　玉三郎
　　　　　　　　　　　　　　宗朝　　海老蔵
　　　　　　　　　　　　　雁兵衛　　歌　六