みっともない人たち、田原、村上、細木。

変節しようがしまいがあまりたいしたことではないし、態度が立派なら説得力もあるんだけど、この三人の言い草ってどうなんですかねぇ～。

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田原の発言「日本の旧体制を変えるために妥協をしない“異端者”として、堀江容疑者は若者やマスコミから支持されたし、自民党や経団連が堀江容疑者を受け入れたのも、密室談合的な古い体質から脱皮しようとしたと受け止めている」というのはどういう見識でいってるんだろう？

政治家への接近、経団連加盟なんていうのは旧体制への擦り寄りそのものだし、巷間噂される”闇社会”との繋がりなんかは、古い体質そのものだと思いますけどね。

次は村上なんだけど、このひとにコンプライアンスなんていう資格があるんだろうか？楽天・ＴＢＳ問題のときの発言や行動、横浜とＵＳＥＮの話もバックにいるのは村上でしょ。次はこのひとだってことをわたしは期待していますが…。

最後は、論評の価値のないオバサン・細木。この人にせよ、野村沙知代にせよ裸一貫から成り上がった女の生命力は感じるけど、最近は、自分の器にもないことを語りすぎ。

たまたまこないだテレビを点けたら、細木が「春闘」というテーマで話をしていたんだけど、あまりのデタラメ発言ぶりにびっくりした。おそらく、細木は春闘とはどういうものかわかっていないで発言していたと思う。たとえば、「横並び春闘を認めるなら、日本人は高いものを買わなければいけない」っていうのはとんでもない詭弁で、「過去最高益をあげている企業は労働者に還元せよ」っていうのは真っ当な主張ですよ。（要するに、労働分配率の話だって！）

おそらく、占い師というのは経営者から金を巻き上げることで成り立ってる商売なんだろうから、経営者受けする程度の浅い知識で今まではすんでたんだろうけど、全国放送でいい加減なことを言ってはいけませんよ。

しかし、細木にもまして呆れてしまったのは、細木の横で頷きながら話しを聞いていた徳光和夫。一般に組合組織の強い放送業界でサラリーマンを永年やってた男が、なんで細木のデタラメ発言に、「ちょっとそこは事実誤認です」ぐらい言わないのか？（わたしでもわかるレベルだったのにね）結局、こういう自分の発言をしない、太鼓持ち的なオッサンが世の中をダメにしてるんだってことでしょう。

個人的には、この三人の中で一番危険なのは細木だとわたしは思ってるんだけど、その理由は、細木の発言のデタラメぶりと、それにも拘らず支持者がいるっていう構図が、どっかの国の内閣総理大臣に似てるから。たぶん、支持層って一致してるんじゃないですか？

そんなわけで、まったく世も末だなって感じ…。