
ぼちぼち終わるというので、東劇で観ました。これは歌舞伎好き、歌舞伎に興味のある人向けですね~。ただ、ドキュメンタリー映画としてはどうか・・・。というわけで、簡単に感想です。
歌舞伎座という劇場が主役なんだろうなあ~と漠然と考えて観たのですが、違いましたね~。
冒頭の中村芝翫にはじまり、幹部俳優の「さよなら公演名場面集」といった印象です。
そういう意味では、とても配慮の効いた構成になっていますが、閉場する歌舞伎座という劇場の素顔を見せた作品ではありません。松竹という大企業の作ったPR映画の域を出ていない、作家性の感じられない映画だと思いました。
この映画、3時間近い上映時間で、インターミッションあり。(各俳優に対する「配慮」の問題で、上映時間長いんでしょうね、きっと。)
着物を着た女性客が結構いたり、着物の老婦人とその夫みたいたカップルがチラホラ、そして、映画終了後に拍手する人が・・・といった感じで、映画っぽくない客層が、わたしには妙に新鮮でした。映画もこれからはこういう客層を見込まないといけないのかなって、ネ。
というわけで、個人的には楽しめたし、歌舞伎座に通ってきた人、歌舞伎入門したい人にはよい!しかし、ドキュメンタリー映画を観たい映画ファンには薦めません。
DVD出たらどうしようかな・・・。
PS:個人的には、中村富十郎が親子で歌舞伎座の楽屋口を出る場面が泣けました。富十郎の写真欲しさにパンフも買っちゃったし・・・。
歌舞伎座という劇場が主役なんだろうなあ~と漠然と考えて観たのですが、違いましたね~。
冒頭の中村芝翫にはじまり、幹部俳優の「さよなら公演名場面集」といった印象です。
そういう意味では、とても配慮の効いた構成になっていますが、閉場する歌舞伎座という劇場の素顔を見せた作品ではありません。松竹という大企業の作ったPR映画の域を出ていない、作家性の感じられない映画だと思いました。
この映画、3時間近い上映時間で、インターミッションあり。(各俳優に対する「配慮」の問題で、上映時間長いんでしょうね、きっと。)
着物を着た女性客が結構いたり、着物の老婦人とその夫みたいたカップルがチラホラ、そして、映画終了後に拍手する人が・・・といった感じで、映画っぽくない客層が、わたしには妙に新鮮でした。映画もこれからはこういう客層を見込まないといけないのかなって、ネ。
というわけで、個人的には楽しめたし、歌舞伎座に通ってきた人、歌舞伎入門したい人にはよい!しかし、ドキュメンタリー映画を観たい映画ファンには薦めません。
DVD出たらどうしようかな・・・。
PS:個人的には、中村富十郎が親子で歌舞伎座の楽屋口を出る場面が泣けました。富十郎の写真欲しさにパンフも買っちゃったし・・・。
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