切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「徹子の部屋」の寺島しのぶ&眞秀くん登場回、観ました。

2017-05-05 23:59:59 | かぶき讃(トピックス)
子どもの日の「徹子の部屋」はこの親子登場ですか!初日の初お目見得のときも思ったんだけど、意外と面差しとか目尻がおじいさんの菊五郎に似てるんですよね。ハーフの歌舞伎役者となると、十五世市村羽左衛門以来か!バカなライターが「ハーフの歌舞伎役者は歌舞伎界初」とかよく書いているけど、あれは間違いですからあしからず。

まだ4歳の小さい子だからはにかみ屋な感じもしたんですが、愛嬌がありますね。徹子さんに投げキスをしたりして。しかし、歌舞伎の家の子どもは4歳でも「外郎売」とか稽古でやるんですね。わたしも見習って発声練習でやろうかな。

普通、初お目見得だと、父親の役者が花道から手を引いて出てくるものなんだけど、今回はひとりで花道から出てきたわけなんで、台詞もそれなりにあるし、大したものだと思いました。よい役者になるとよいですね~。中村屋の「桃太郎」が気に入ったって話とか、菊之助のことを「トントン和」、菊之助夫人のことを「タタ瓔子」と呼んでいるって話もよかったな。(トントンがフランス語でオジサン、タタがオバサン。)

あと、番組中では寺島しのぶが出演した六本木歌舞伎の話題が出て、「見るとやるのは違う」という感想が面白かったですね。でも「気負いがなかった」とも。今度WOWOWで放送するんで楽しみになりました。

そして、最後の方で徹子さんの玉ねぎヘアから飴が出てきたのはよかったな~。投げキッスを徹子さんと眞秀くんがしあって終了。「嬉しいわ、わたし、絶対忘れない」という徹子さんの言葉もよかった。

ということで、舞台初日を観た後だったので感慨ありましたよ。

小説 十五世羽左衛門 (集英社文庫)
竹田 真砂子
集英社
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七月の歌舞伎座の演目。 | トップ | Radiohead-Creep(live at S... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

かぶき讃(トピックス)」カテゴリの最新記事