毎年恒例、わたしの年賀状絵柄解説ですが、2025年は、自信を持って、気高く、高貴に、という願いを込めて、この絵柄にしました。今回は簡単ですね、正解は・・・。
『ベニスに死す』(1971)のシルヴァーナ・マンガーノ&ルキノ・ヴィスコンティ監督でした。
恥ずかしながら、学生時代は良さがさっぱりわからなかったヴィスコンティ監督作品。でも、大人になってからですね。クラシックに触れ、オペラを観て、実際にヨーロッパを旅して、ヨーロッパの建築物の壮麗さに負けないオーセンティックというものがあると思うようになったのは。もちろん、それは衣装であったり、人間的な強度みたいなものだったり・・・。
で、実際、ヴィスコンティの映画の舞台になったベニスやローマ、ドイツのロマンティック街道のお城を巡ってみて、ハリウッドの巨大資本で同じテーマで映画を作ったとしても、ヴィスコンティのもつオーセンティックな感覚、本物感にはならないだろうな、と思いました。よくて、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』くらいまで。でも、あれも、アメリカのガーリー文化の産物でしかないですが・・・。
さて、話を戻して、シルヴァーナ・マンガーノ。
若い頃の『にがい米』も悪くないけど、中高年になってからの高貴さ、カッコいいですよね。でも、ヴィスコンティ作品の時が際立っていると思います。そして、衣装の着こなしも。日本でこういう年の取り方したのって、草笛光子さんくらいじゃないでしょうか。ただ、シルヴァーナ・マンガーノって、59歳で亡くなってるんですよね。昔の50代は今の70代より貫禄あったな~。
で、この映画や『家族の肖像』もいいんだけど、是非『華やかな魔女たち』をブルーレイ化してほしい。わたしは以前観たことあるけど、ほんと素晴らしいから。ヴィスコンティのオムニバス映画だと『われら女性』と『ボッカチオ’70』はパッケージになってますからね~。
というわけで、本物の監督と俳優のコンビが、今年の画像。いろんな意味で、2025年は偽物はもいいですわ!
今年、2025年は、ほんと楽しみ!? 乞うご期待!
『ベニスに死す』(1971)のシルヴァーナ・マンガーノ&ルキノ・ヴィスコンティ監督でした。
恥ずかしながら、学生時代は良さがさっぱりわからなかったヴィスコンティ監督作品。でも、大人になってからですね。クラシックに触れ、オペラを観て、実際にヨーロッパを旅して、ヨーロッパの建築物の壮麗さに負けないオーセンティックというものがあると思うようになったのは。もちろん、それは衣装であったり、人間的な強度みたいなものだったり・・・。
で、実際、ヴィスコンティの映画の舞台になったベニスやローマ、ドイツのロマンティック街道のお城を巡ってみて、ハリウッドの巨大資本で同じテーマで映画を作ったとしても、ヴィスコンティのもつオーセンティックな感覚、本物感にはならないだろうな、と思いました。よくて、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』くらいまで。でも、あれも、アメリカのガーリー文化の産物でしかないですが・・・。
さて、話を戻して、シルヴァーナ・マンガーノ。
若い頃の『にがい米』も悪くないけど、中高年になってからの高貴さ、カッコいいですよね。でも、ヴィスコンティ作品の時が際立っていると思います。そして、衣装の着こなしも。日本でこういう年の取り方したのって、草笛光子さんくらいじゃないでしょうか。ただ、シルヴァーナ・マンガーノって、59歳で亡くなってるんですよね。昔の50代は今の70代より貫禄あったな~。
で、この映画や『家族の肖像』もいいんだけど、是非『華やかな魔女たち』をブルーレイ化してほしい。わたしは以前観たことあるけど、ほんと素晴らしいから。ヴィスコンティのオムニバス映画だと『われら女性』と『ボッカチオ’70』はパッケージになってますからね~。
というわけで、本物の監督と俳優のコンビが、今年の画像。いろんな意味で、2025年は偽物はもいいですわ!
今年、2025年は、ほんと楽しみ!? 乞うご期待!
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