切られお富!

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あのレオス・カラックスが、TOKYOを舞台に新作!

2008-04-06 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
『ポーラX』以来、久しく名前を聞かなかったフランスの映画監督レオス・カラックス。彼の新作が公開になるらしい。といっても、オムニバス映画の一篇なんだけど、なんと東京を舞台した作品で、ドニ・ラヴァンが出るんだとか!楽しみですね~。カラックスファンとしては!!

・『TOKYO!』公式HP

レオス・カラックスといえば、若くして監督デビューした早熟の天才というイメージだったんだけど、あまりの完全主義ゆえか、凄まじい寡作ぶりで、1984年の長篇第一作『ボーイ・ミーツ・ガール』から、『汚れた血』、『ポンヌフの恋人たち』までのアレックス三部作、そして、なんだか救いがなかった『ポーラX』の4作しか作品がないんですよね。

かつては「恐るべき子供」なんていわれた彼も、すでに47歳!!充分オッサンなわけで、もうちょっと仕事したら!長谷川和彦じゃないんだから!っていいたくもなりましすよね。

で、今回の新作では、カラックスの分身とも言われたアレックス三部作の主役・ドニ・ラヴァンが登場!というわけで、まあ、いやがうえにも期待が高まります!!

個人的には、『ボーイ・ミーツ・ガール』は生涯の一本に入る作品だし、『汚れた血』も好きですね。

で、彼の映画といえばデビット・ボウイの曲が毎回使われるんだけど、今回はどうなるんだろう?

でも、わたしが忘れがたい映画の挿入曲は『ボーイ・ミーツ・ガール』の冒頭に出てくるジョー・ルメールの「手ぎれ」(ゲンズブール作曲)という曲で、今でもあのイントロを聞くと胸がキュンとしてしまうんですよね~。

とまあ、ファンの与太話でした~。

<以前書いた関連記事>
・あのレオス・カラックスが新作を撮るらしい!
・ジュリエット・ビノシュ自らを語る

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