切られお富!

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映画音楽の木下忠司さん、生誕100年

2016-04-09 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
生誕といっても、まだご存命なんですよね。今日で御年100歳。京橋のフィルムセンターで特集上映中です。木下恵介監督の実弟で、あの水戸黄門の「人生楽ありゃ♪」を作曲した人です。

個人的に記憶に残っているのは、木下恵介監督の『お嬢さん乾杯』(原節子と佐野周二が共演。佐野周二は関口宏のお父さんですよ、念のため)とか、阪妻の『破れ太鼓』かな~(阪妻はもちろん田村正和のお父さんですよ!念のため)。『破れ太鼓』では役者もやってますしね。

あと、木下監督作品だと、月並みながら、『野菊のごとき君なりき』と『喜びも悲しみも幾年月』(主演の佐田啓二もちろん中井貴一のお父さん。)の音楽ですかね。あと、加えるなら『衝動殺人 息子よ』も映画の衝撃性とともに音楽もよかったなあ~。

また、松竹関係だけでなく、東映作品もやっていて、トラック野郎シリーズとか、高倉健の怪作『ゴルゴ13』もやっているんですよね。

ということで、国立劇場の特集、貴重です。

・公式HP

PS:中川信夫の『おかあちゃん』観に行こうかな。ちなみに、紹介しているCD、買うと高いですが、図書館の視聴覚コーナーなんかにはよく置いてあります。


木下忠司の世界
松山善三,原民喜,木下忠司,峠三吉,サントラ
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