日本の高校生は「できる生徒」より「人気者」になりたいんだとか。しかし、学生ってつくづく世界が狭いなあって感じ。どうせ卒業したら会わなくなるような連中から人気を得て、いったい何が面白いんだろう。
日本は「できる生徒」より「人気者」…高校生意識調査 (読売新聞) - goo ニュース
わたしの学生時代って、学校はサボりまくって、ひたすら趣味に没頭。バカよりバカにみられたくないから、そこそこ勉強はしたけれど、「人気者」になりたいなんて考えもしなかった。
だいたい、今も昔も、誰にも告げずエスケープする癖(?)があるので、携帯が関心の中心にはならないし、映画観てる時なんかやっぱりウザイでしょ!
ただ、こういう傾向って社会人にもあるような気がするなあ。でも、生活のために周りに合わせるというのなら理屈としてわからなくはないけどね。
リリー・フランキーの『東京タワー』という小説の感想で、「この手のダウナー系、スローライフのりの表現って、結局は勝ち組が書いていて、負け組にあきらめろって言っているような気がする。」って書いていたブロガーがいたけど、結構ナルホドって思った。
要するに、「ナンバー1よりオンリー1」っていうのもそうだけど、格差社会状況の中で遠まわしに「あきらめろ」って言う表現が蔓延すると、高校生だって「そこそこ人気者ならいいや」って思うのかもしれない。
ある意味、日本人のなかの同調圧力が強まっているってことを示しているのかもしれないけど、「誰からも好かる人になりましょう」というより、「誰もあんたのことなんか見てないよ」って自覚させてあげるのが、「教育的指導」って感じはするな~。だから、勉強しなきゃって思うわけでしょ?
まあ、せいぜいがんばって、「人気者」たち!
<以前書いた、読書感想文>
『野ブタ。をプロデュース』 白岩玄 著
センター試験出題「僕はかぐや姫」をめぐって。
日本は「できる生徒」より「人気者」…高校生意識調査 (読売新聞) - goo ニュース
わたしの学生時代って、学校はサボりまくって、ひたすら趣味に没頭。バカよりバカにみられたくないから、そこそこ勉強はしたけれど、「人気者」になりたいなんて考えもしなかった。
だいたい、今も昔も、誰にも告げずエスケープする癖(?)があるので、携帯が関心の中心にはならないし、映画観てる時なんかやっぱりウザイでしょ!
ただ、こういう傾向って社会人にもあるような気がするなあ。でも、生活のために周りに合わせるというのなら理屈としてわからなくはないけどね。
リリー・フランキーの『東京タワー』という小説の感想で、「この手のダウナー系、スローライフのりの表現って、結局は勝ち組が書いていて、負け組にあきらめろって言っているような気がする。」って書いていたブロガーがいたけど、結構ナルホドって思った。
要するに、「ナンバー1よりオンリー1」っていうのもそうだけど、格差社会状況の中で遠まわしに「あきらめろ」って言う表現が蔓延すると、高校生だって「そこそこ人気者ならいいや」って思うのかもしれない。
ある意味、日本人のなかの同調圧力が強まっているってことを示しているのかもしれないけど、「誰からも好かる人になりましょう」というより、「誰もあんたのことなんか見てないよ」って自覚させてあげるのが、「教育的指導」って感じはするな~。だから、勉強しなきゃって思うわけでしょ?
まあ、せいぜいがんばって、「人気者」たち!
<以前書いた、読書感想文>
『野ブタ。をプロデュース』 白岩玄 著
センター試験出題「僕はかぐや姫」をめぐって。
今晩、歌舞伎座の初日の夜の部を見てきました。
二人椀久は幕見でも良いから見てください。
冨十郎と菊之助コンビ保証します。
初日観劇うらやましいです。わたしも最近は初日って行ってないなあ~。
今月の夜の部は仁左衛門が出ないせいか、客の入りがもうひとつと聞きましたが、「近頃河原の達引」もあるし、「二人椀久」が楽しみになってきました。去年の仁左衛門・孝太郎とは違った「二人椀久」なんでしょうね。