
昨日、演舞場の帰りに歌舞伎座の前を通りました。今はこんな感じなんですね~。本格的に壊され始めると寂しくなるなあ~。
やっぱり、人がいなくなると、建物も死んだ感じになるんですね。
灯が消えて魂がなくなったっていうイメージか?
ただ、こんな姿でも結構写真撮っている人がいて、その点、新橋演舞場や国立劇場とは違うオーラがあることはあるんだなあ~。
というわけで、前を通るたびにわたしも画像を撮り続けようっと。
やっぱり、人がいなくなると、建物も死んだ感じになるんですね。
灯が消えて魂がなくなったっていうイメージか?
ただ、こんな姿でも結構写真撮っている人がいて、その点、新橋演舞場や国立劇場とは違うオーラがあることはあるんだなあ~。
というわけで、前を通るたびにわたしも画像を撮り続けようっと。
本当はマスコミなどでもっと大きくネタにして、議論がわき起こるべきだったと思いますが、そういうこともありませんでした。結局その程度の民度なのか、それとも、皆それどころじゃないほど疲弊しているのか…。
現在の建物は1950年竣工とのことでしたから、筑後60年程度でまだそんなに古くない建物なんですね。
いずれにしても、なんとかならなかったのかなぁ。
鉄筋コンクリートはコンクリートが圧力に抗し、 鉄筋が張力に抵し、 両方が一体となって荷重に耐えている。そしてコンクリートと鉄は、 その膨張率が同じという絶妙のコンビネーションをなしており、 まさによくできた材料なのだが、 やはり実際にはいろいろ劣化の要因がある。その劣化の最大の要因が鉄筋のさびである。鉄筋がさびると張力に応じられなくなるのである。
鉄筋がさびるのは、 本来pH12~13というかなり強いアルカリ性をもってさびを防いでいたコンクリートが中性化するからである。[中略]かつては、 コンクリートの中性化のスピードは非常に緩やかで、 鉄筋のあるところ達するまでには百数十年もかかるとされた。[中略]現実にはかなり早く中性化が進むようである。したがって、 古い鉄筋コンクリートを存続させるためには、 コンクリートを再びアルカリ性にしなければならない。
吉田鋼市『アール・デコの建築』(中公新書 1786,2005年 2月)pp. 152-153.
鉄筋コンクリートのたてものも,あんがいもろいものなんですね.
引用の限度を超えたかもしれませんが,こういう知見はひろく知られてほしいとおもうので,あえてカキコミさせていただきました.
仰るとおり!
高層ビル化に反対したのって、わたしの知る限り、文藝春秋に出た中野翠さんの文章くらいでしたよ。
わたしは立替自体は反対じゃないのですが、高層ビルがどうしても気に入らない!
外国人観光客はきっと笑いながら写真を撮るんでしょうね!
ひでかずさま
興味深い情報ありがとうございました。
一方で、わたしが聞きかじった情報によると、今から50数年程前のコンクリートは質がよくて丈夫なため、解体に手間と時間がかかるという話です。
建築って難しいですね。