切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

歌舞伎座の近況。

2010-05-24 01:40:00 | 私の写メ日記(観劇版)
昨日、演舞場の帰りに歌舞伎座の前を通りました。今はこんな感じなんですね~。本格的に壊され始めると寂しくなるなあ~。

やっぱり、人がいなくなると、建物も死んだ感じになるんですね。

灯が消えて魂がなくなったっていうイメージか?

ただ、こんな姿でも結構写真撮っている人がいて、その点、新橋演舞場や国立劇場とは違うオーラがあることはあるんだなあ~。

というわけで、前を通るたびにわたしも画像を撮り続けようっと。
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4 コメント

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いまさらですが…。 (しんいちろう)
2010-05-24 07:49:49
ウィーンやパリでオペラ座が全面解体されて新しいビルになるなんてことはぜったいあり得ませんが、歌舞伎座だって、木造とはいえ現代の技術を使えばいくらでも改修して存続させることは可能だと思うのですが。巷間言われるように、結局は経済優先で、高層ビル化して、テナントもいっぱい入れてとか、そんなところなんでしょうか。
本当はマスコミなどでもっと大きくネタにして、議論がわき起こるべきだったと思いますが、そういうこともありませんでした。結局その程度の民度なのか、それとも、皆それどころじゃないほど疲弊しているのか…。
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すみません、訂正。 (しんいちろう)
2010-05-24 08:05:22
いま、調べてみたら、歌舞伎座は木造ではなく鉄筋コンクリート造なんですね。(…冷静に考えれば当たり前か)
現在の建物は1950年竣工とのことでしたから、筑後60年程度でまだそんなに古くない建物なんですね。
いずれにしても、なんとかならなかったのかなぁ。
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鉄筋コンクリート (ひでかず)
2010-05-24 22:38:23
わたくしの読みかじった知識をすこし・・・.

鉄筋コンクリートはコンクリートが圧力に抗し、 鉄筋が張力に抵し、 両方が一体となって荷重に耐えている。そしてコンクリートと鉄は、 その膨張率が同じという絶妙のコンビネーションをなしており、 まさによくできた材料なのだが、 やはり実際にはいろいろ劣化の要因がある。その劣化の最大の要因が鉄筋のさびである。鉄筋がさびると張力に応じられなくなるのである。
鉄筋がさびるのは、 本来pH12~13というかなり強いアルカリ性をもってさびを防いでいたコンクリートが中性化するからである。[中略]かつては、 コンクリートの中性化のスピードは非常に緩やかで、 鉄筋のあるところ達するまでには百数十年もかかるとされた。[中略]現実にはかなり早く中性化が進むようである。したがって、 古い鉄筋コンクリートを存続させるためには、 コンクリートを再びアルカリ性にしなければならない。
吉田鋼市『アール・デコの建築』(中公新書 1786,2005年 2月)pp. 152-153.

鉄筋コンクリートのたてものも,あんがいもろいものなんですね.
引用の限度を超えたかもしれませんが,こういう知見はひろく知られてほしいとおもうので,あえてカキコミさせていただきました.
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コメントありがとうございます。 (切られお富)
2010-06-19 23:32:36
しんいちろうさま

仰るとおり!

高層ビル化に反対したのって、わたしの知る限り、文藝春秋に出た中野翠さんの文章くらいでしたよ。

わたしは立替自体は反対じゃないのですが、高層ビルがどうしても気に入らない!

外国人観光客はきっと笑いながら写真を撮るんでしょうね!

ひでかずさま

興味深い情報ありがとうございました。

一方で、わたしが聞きかじった情報によると、今から50数年程前のコンクリートは質がよくて丈夫なため、解体に手間と時間がかかるという話です。

建築って難しいですね。
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