切られお富!

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古尾谷雅人とリチャード・フライシャーの命日

2016-03-25 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
なんですよね。特にこの二人に関係はありませんが・・・。

先日、記事に書いた手前、『ヒポクラテスたち』を久々に見直して、この頃の大森一樹監督はよいな~と再認識。この作品と、自主映画の『暗くなるまで待てない!』(もちろん、オードリー・ヘップバーンの『暗くなるまで待って』を受けたタイトルです!)が個人的には好きですね。自主映画ノリ、映画おたくノリが軽やかで。役者として鈴木清順監督も出てきますし。

で、古尾谷雅人。45歳で自殺というのは、今考えても若いですね。ひょろひょろっと背が高くて、斜に構えててクールというタイプって、この人が最初というか、今でこそ阿部寛みたいな高身長俳優もいるけど、珍しかった気がします。

で、やっぱり、『ヒポクラテスたち』がよかったし、加えるなら、ロマンポルノの巨匠田中登の『女教師』と『人妻集団暴行致死事件』も忘れ難い。ま、後者はタイトル名が刺激的なんで、敬遠する向きもあるでしょうけど、映画としてはは大傑作。室田日出男の役が悲しくてよいんですよね。

次が、映画監督リチャード・フライシャー。日本では黒澤明と共同監督だった『トラ・トラ・トラ』で知らtれていますが、のちに黒澤が降板。黒澤明はフライシャーのことを小者だと馬鹿にしてたらしいんですが、いえいえ、なかなかの職人監督です。といっても、地味な人ではあるんで、『絞殺魔』だけでも是非ご覧になってください。この一本だけでもよいというくらい、秀逸な一本。これを置いているだけでもTSUTAYAは存在価値があると思ったくらいでした。

ということで、穴埋めっぽいですね!

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