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日本人って、つくづく日本が気持ち悪いくらい好きなんだなって思うんだけど、国立西洋美術館の世界遺産登録って、建築家ル・コルビュジエの業績を顕彰しての話ですよね。でも、これで、国立西洋美術館が一時的に混んだりするんでしょうか?カラヴァッジョ展、行く予定だけど、混むのはちょっとね。
伊藤若冲展をやってる東京都美術館なんて、入館待ち200分300分当たり前なんて凄いことになっていて、わたしみたいな病弱なものは、さすがに行く気をなくすんですが、カラヴァッジョ展はそうでもないと聞いていたから、今回の世界遺産登録は、マイナスの意味で驚きでした。
しかし、日本人は「世界遺産」好きですよね。でも、こういうのは愛国心でも何でもないと思います。ほんとうに良いモノとか場所だったら、他人の評価なんて関係ないわけだから。
わたしが思うに、日本人の社会は人を褒めないから、褒められない自分を「何か」に仮託して、仮託した何かが褒められると自分が気持ち良くなる気がするという、一種の脳内麻薬的循環で自分を慰めている人が多いんだと思います。いいかえれば、個人個人は自分自身に不満を抱いていて、その不全感を国家とか会社、学校、集団に託して自分を誤魔化しているんですよね。
なので、これからの時代、「愛国心」を声高に叫ぶ人が増えるのか、半径3メートル以内の幸福に生きる人が増えるのかって、結構重要な分水嶺なんじゃないでしょうか。
ということで、ちょっと長いひとりごとでした。
伊藤若冲展をやってる東京都美術館なんて、入館待ち200分300分当たり前なんて凄いことになっていて、わたしみたいな病弱なものは、さすがに行く気をなくすんですが、カラヴァッジョ展はそうでもないと聞いていたから、今回の世界遺産登録は、マイナスの意味で驚きでした。
しかし、日本人は「世界遺産」好きですよね。でも、こういうのは愛国心でも何でもないと思います。ほんとうに良いモノとか場所だったら、他人の評価なんて関係ないわけだから。
わたしが思うに、日本人の社会は人を褒めないから、褒められない自分を「何か」に仮託して、仮託した何かが褒められると自分が気持ち良くなる気がするという、一種の脳内麻薬的循環で自分を慰めている人が多いんだと思います。いいかえれば、個人個人は自分自身に不満を抱いていて、その不全感を国家とか会社、学校、集団に託して自分を誤魔化しているんですよね。
なので、これからの時代、「愛国心」を声高に叫ぶ人が増えるのか、半径3メートル以内の幸福に生きる人が増えるのかって、結構重要な分水嶺なんじゃないでしょうか。
ということで、ちょっと長いひとりごとでした。
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