切られお富!

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團十郎、仕事復帰!

2008-10-31 23:59:59 | かぶき讃(トピックス)
ということで、血液型の話は面白かったです。というか、わたしはこのひと、はじめからO型とばかり思ってましたよ~。そんな感じがしませんか?

団十郎血液型AからOに「性格変わらず」(日刊スポーツ) - goo ニュース

しかし、この記事のおかげで、血液型が変わるってことを初めて知りましたね~。

ところで、若い頃の團十郎って、浮世離れした妖しい美みたいなところがあったけど、おそらく團十郎襲名以後くらいから、O型っぽいおおらかさがでてきたのではないかしら?

今の海老蔵(AB型)の活躍から、11代目團十郎とも、今の海老蔵とも違う独特の芸風が認知されるようになったような気がするんだけど、11代目のニヒルさ、海老蔵の鋭さとの比較でいえば、どこかアンチ・リアリズム的ともいえるおおらかさがこの人の芝居の基調。

で、またかといわれそうだけど、わたしの唱えている<團十郎=シュトロハイム論>に繋がる意味では、今年の新橋演舞場の新派公演『鹿鳴館』の影山伯爵は團十郎にしかできない、感情を探ることのできない、まさに悪漢って感じだったと思いました。

で、話が何だか混乱してきたけど(笑)、リアリズム的な視点からは大根役者とも思えなくもなかった團十郎独特の味が、なんとなく血液型の変化と重なるというか、若いときのちょっと神経質っぽくも思えた色悪から、感情の見えない悪漢の芝居の堂々たる存在感というのは、この人の人生の必然的変化なのではなんて考えたりして、團十郎の趣味の天文学的な広がりに思えてきてしまったなぁ~。

と、感情の赴くまま、駄文を重ねるよりは、團十郎・成田屋の早い舞台復帰をお祈りすることで、この記事を終わりにしましょう・・・。

(いやあ、混乱した内容になってしまった!)
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