VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ダイワハウス×近藤典子

2007年01月19日 | 住宅業界
ハウススクエア横浜にある大和ハウスの展示場で、
収納名人としてTVでもお馴染みの近藤典子さんプロデュースの住宅が記者に公開された。
今回、私は近藤さんよりもお会いしたい方が居て、この記者発表にやって来た。
   
このプロジェクトの責任者でもある、船津大和ハウス副社長だ。
実は高校の20年先輩にあたる船津大先輩への、ご挨拶方々伺ったのである。

さて、近藤典子さんとの「暮らしごこちデザインプロジェクト」により生まれたケーススタディハウス。3つの基本コンセプトをあげられている。
『3つの‘間’』=「空‘間’」「時‘間’」「人‘間’」。 
それぞれ、無駄のない空間・効率導線による時間セーブ・コミュニケーションとプライバシーのバランスが実現できる家。

加えてこの横浜では、『扉で暮らしの変化を楽しむ』というテーマで、面白い演出があった。
  
まずは、玄関前に2つの扉。中庭に風を入れる木製格子のパーテーションと、アルミの目隠し用スライド扉。
写真右のように、中庭で寛ぐ時はアルミ扉で外からの視線を遮ることができる。 写真右はプロジェクトリーダーの岩本課長。

   
近藤さんが立っているキッチンの前の黒いスライド扉は、オープンして戸袋にしまえる仕組み。
開けばカウンターキッチン、閉じれば独立キッチンと使い分け。
かつ、キッチンカウンターの一部は独立可動し、中庭にIHのアイランドキッチンとして活用!

リビングにもスライド扉を活用、TVボードの両脇を半透明扉で開閉&回遊できるバックヤード(大型収納)を作ってある。
               HOUSING大江編集長(左)と営業の久喜さん(右)。

扉の他にも感心させられたのは、やはり名人!チョットしたスペースの収納工夫。
洗濯機上のスペースにハンガーポールがあったり、バスタオルかけが壁面内(出っ張らない)に作られていたり・・・
   
ランドリー周りって雑巾かけとか必要なのです・・・早速、私も自宅へ戻り突っ張りポールで真似ました(笑)!

主婦の近藤さんだけあって、リビングよりダイニング・キッチンが広く取ってある大胆さにも納得。

その他、この展示場には近藤さんチョイスの家具メーカーなども入っている。
    
左は子供部屋、主寝室ではドイツ家具hulsta(ヒュルスタ)社長が自ら木製ベッドスプリングの機能説明をして下さった。

この近藤さんとXEVO(ジーヴォ)のケーススタディハウスは昨年の広島に次いで、この横浜が2月10日グランドオープン。
今後は神戸・名古屋にもOpenするという事だ。