VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

伝統的日本文化

2007年05月15日 | Friend
カラオケだけでなくまともな日本文化も紹介せねばと、
今日は友人の助けをかりて茶道・華道を仏人マレーネに体験してもらうことにした。

まず鎌倉夫人、井手先輩が茶道・表千家のおっしょさんのお稽古に連れて行ってくださった。
初夏らしいお着物で登場の鎌倉婦人、井出さん。実は、南仏に住んでいた事があるので仏語も私よりは話せる。
       先生のご自宅は切通し近く
 
私が以前習っていたのも偶然、表千家だった…が、遠い昔で正座もままならない!
 
マレーネには先生が椅子を用意して下さっていた。 ホトトギスが施された茶器。

お茶席の解釈やお道具の意味を習い、五月のお菓子とお薄を頂き日本文化の風情を体験した。

お稽古の後鎌倉婦人に紹介して頂きショッピング。
マレーネは鎌倉彫をお土産に買い込み、鎌倉御成門通りの古着着物ショップへ。
訪問着に帯・帯じめを一万円以内で買った! 外人にピッタリのお店を紹介して下さった。


続いて午後は、華道(古流)を教えている友人マダム深澤の自宅へ。

‘IKEBANA’はフランス語でも紹介されているようでマレーンも興味を持っていた。
 
マダム深澤はフランス語が話せるので、基本形をフランス語に訳して教えて下さった。
お庭の花や菖蒲を使って…このように基本の盛花が完成!
 
生け花デモンストレーションの後は、私が習っているフランス語レッスンのナセル先生や仲間も加わって
ワイワイとディナーパーティー!マダムが昨日から仕込んでくれたアルザス料理やおでん、豆ご飯などマレーネもビックリの種類。
 
旦那様も加わってワインが次々と開いていった。(実はマレーネ、ワインが飲めない変なフランス人!?)

私達2人は、この後、夜行で岐阜の白川郷へ出発するので先にお暇することにした…

前日、歌舞伎座で団十郎&菊五郎の「勧進帳」を見てきたマレーネではあるが
今日は大衆日本文化と様々な人に会えて、「こういう出会いや生活を見たかったの」と大喜びだった。