米国の当面している問題は、アメリカが政府紙幣を発行すれば、たちどころに解決してしまう。米国債の上限をさらに拡大して、米国政府が国際金融から、さらなる借金をすることは、国際金融がアメリカの困難につけ入って、彼らだけの利益を重ねるだけだ。
これをダイレクトに言える政治家が少ないのは、 『アメリカの暗殺の歴史』 が口をつぐませているから。それから、金融筋からの、「沈黙は金 (カネ) 」の美味しい餌が、闇の中で用意されているからなのだろう。
アメリカがやらねば成らぬことは、
米国債のデフォルトである。
Paul Craig Roberts
2013年10月2日
本当の問題に取り組む上でのマスコミと政治家連中の無能力さにずっと驚かされている。
“債務限度危機”は本当の危機ではない。政府機関の閉鎖は、共和党がオバマケアの実施を妨害しようとして、債務限度を利用した結果に過ぎない。もし閉鎖が続き問題化すれば、様々な“対テロ戦争”支配の下、オバマには、国家の非常事態を宣言し、大統領令で債務限度を上げるのに十分な権力がある。国民を無期限に拘留し、正当な法の手続き無しに殺害する権限を有する行政府なら、政府を脅かす債務限度を無視することは確実に可能だろう。
本当の危機は、アメリカ大企業による雇用の海外移転が、消費者の所得となりえたはずのアメリカの GDPと税基盤を、賃金と生活費が比較的安い中国やインドや他の国々に移し、アメリカの税収入を恒久的に引き下げたことだ。支出では、12年間の戦争が毎年の歳出を膨張させた。その結果が歳入と歳出との間の巨大な赤字だ。
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アメリカがやらねば成らぬことは、
米国債のデフォルトである。
しかし、是を急激に行えば、世界経済と国際政治は、大パニックに陥ってしまう。
それで、緩やかな債務不履行の準備により、アメリカ国債のデフォルトが、その序章を書き連ね始めた訳なのだ。
オバマ大統領が、この「米国債の追加発行が出来ないで、連邦政府が一部機能しなくなった。この事を解決する。」それには、9.11を切っ掛けとして作られた法により、国家の非常事態を宣言し、大統領令で債務限度を上げれば良いだけのこと。
ところが、此れは出来ない。
アメリカだって、民主主義の国。
もし是をやれば、アメリカの識者によって、民主党は大きな罰を、米国民からもたらされることだろう。
ちょうど去年の今頃は、野田民主党政権が「予算の成立を人質にとられて」、結局政権を投げ出してしまった。
それと似た状況が、今のアメリカにある訳だ。
ところが、日本とアメリカとの政治システムのちがいは、アメリカ大統領は全米の国民によって選ばれており、4年の任期が約束されている。なので、野田政権のように、政局で引きずりおろされる。このような事はおこらない。
そして、なんてったって、日本国内の世論を形成するハズの、マスコミはこの米国の危機的状況を、正しく報道する能力に決定的に欠けている。
(米国債を発行すればするほど、米ドルは安くなる。アメリカの実経済が空洞化しているのだから、このドル安は、ホントはもっと進んでいる。アベノミクスが、それを隠している。そして、この日米の通貨安は、本当に経済を実践している経営者にとって、追い風にはなる環境なのだ……。金融が自己資本の、12倍も貸せると言うことは、借り手だって担保の12倍の金額を、引き出して良いということだ。そして、その秘策は経営者の手腕と度胸、そしてお仲間の、連係プレーの技量にかかっている。そして、このような経済の現場のことなんか、政治惚けしたマスコミになんか、知る由もない。)
まさかにも、『米国債は緩やかに崩壊させて、アメリカ政府は政府紙幣大量発行により、米国の窮状を救え !!! 』 なんて書けない。
これを書けば、アメ保とか、最近米国金融の支配下に縛られた、あのアホダラ教徒のパナソニックなどから、宣伝広告の料金支払いを止められてしまう。
オバマの課題は、
FRBの米国債発行を
制限すること。
政府紙幣は無理でも、それに代わるナニかを、オバマと米議会は模索する段階に来ている。
米国が徴税権を回復させること。
つまり企業への課税と、金持ち優遇税制を漸減させねば……。
オバマに政府紙幣発行を言う勇気はあるのか。
アメリカの良識は、その問題を鋭く突き付けている。
とにかく、民主主義なんて、幻想であるワケで ポチっ とお願いします。
今のアメリカも、
その宗主国に縛られている、日本も悲しいことに
詐欺師の金融と、その用心棒に
脅されつづけている。
そして、アメリカの政治は
議会と大統領との、壮大な茶番劇で、
湯田屋金融の、悪徳をうったえようと、あがいているのか。
とりあえず、この辺りで ポチっ とお願いします。
本日の話題の記事
2013 10 05 本当の危機は、政府機関の閉鎖ではない 【eigokiji】
米財政問題、オバマ大統領とバイデン副大統領が議会幹部と14日午後に会談 【ロイター】
2013年 10月 15日 01:33
[ワシントン 14日 ロイター] - オバマ米大統領とバイデン副大統領は14日午後、連邦債務上限引き上げと政府機関の閉鎖解除について議会指導部と協議する。ホワイトハウスが明らかにした。
協議は米東部時間午後3時(日本時間15日午前4時)から行われ、共和党のマコネル上院院内総務とベイナー下院議長、民主党のリード上院院内総務とペロシ下院院内総務が出席する。
ホワイトハウスによると、17日の債務上限引き上げ期限を目前に控え、オバマ大統領はこの日の会談で、議会が行動する必要があることを明確するとともに、共和党のティーパーティー(茶会党)系議員によって譲歩を強いられることは拒否するとの立場を強調する方針だ。
政府機関再開や債務上限引き上げのために議会に「身代金」を支払うことはしないという原則もあらためて表明する。
ホワイトハウスは「債務上限を引き上げ、米経済や産業界が必要としている確実性をもたらす法案を可決することを大統領は引き続き議会に求めている」とした。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0I42I020131014
本日は 38位です。 m(_ _)m => ランキングを見る
アクセスの記録 2013.10.14 (月) 3347 PV 1160 IP 290 位 / 1940080ブログ
喰っちゃならないものを、喰ってしまうと……。
豚になる。 【FRB】
【わが郷の顔】
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