【第1044回】陸自ヘリ墜落は金属疲労が原因か
奈良林直 / 2023.06.05 (月)
国基研理事・東京工業大学特任教授 奈良林直
4月6日、沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターUH60JAが墜落し、搭乗していた坂本雄一第8師団長ら隊員10人全員が死亡した。サルベージ船によって引き揚げられた機体の残がいの写真(読売新聞撮影)を観察すると、メインローター(主回転翼)は引きちぎられ、エンジンカバーに刺さっているように見える。フライトレコーダーのデータが5月24日の記事で紹介されたのを参考に、事故原因の考察を試みた。
●過去にも類似の事故
4月23日のYahooニュースに、今回の事故原因として、2018年に佐賀県で起きた陸自の戦闘ヘリAH-64Dの墜落原因にもなった、メインローターヘッド(主回転翼取り付け部)周りの折損を疑うべきだというコメントが載った。
それによると、佐賀県の事故では、ハブボルト(ローターヘッドのボルト)が金属疲労を起こして折れ、ローターの1枚が飛んだことで、ローターの角度調整が不可能となり、ローターが機体を叩くことになって、ほぼ瞬時に墜落した。墜落の様子を捉えた動画もある。
陸自は約4カ月後、「主回転翼を回転軸に固定する部品のボルトが破断した」と推定したが、破断の原因として、さび止め剤の劣化による摩耗と、元からボルトに亀裂があったという2通りの可能性を示しただけで、原因を特定できなかった。筆者は、三つ目のあり得る原因として、金属疲労でボルトが破断した可能性を提起したい。
金属疲労の中でも、繰り返しの回数が100万回ほどに達する「高サイクル疲労」は、金属の引っ張り強度の10分の1くらいの小さい荷重でも、亀裂が拡大して瞬時に破断する。回転体のボルトなど締結部の損傷、東京電力福島第2原子力発電所3号機の大型ポンプ溶接部の損傷、大型トラックのタイヤのハブ折損、ドイツの新幹線の車輪割れ、JAL機の圧力隔壁破断など多数の事例があり、ボルトや取り付け部の定期点検と整備が重要である。
●フライトレコーダーのデータ公開を
5月24日の読売新聞によると、海底から回収された今回の事故機のフライトレコーダーには「同機のエンジンが異常な音を立て、機体のトラブルを知らせる警報音も鳴る状況が記録されていた。エンジンの出力が下がる中で、機長と副操縦士が高度を保とうと声を出し合う様子も残されていた。…機体はその直後に海面に墜落したとみられ、『あっ』という声を最後に音声は途絶えた」という。
ハブボルトの破断と同様の事象が発生したと仮定すると、まず回転翼の角度異常によるガスタービンエンジンの出力低下があり、折れた回転翼がエンジンカバーを損傷してエンジンの異常音を発生し、残りの回転翼が機体をたたき、墜落に至ったと推定できる。
高サイクル疲労の知識なしで事故原因を究明しようとしても、2018年の事故のように原因を特定できず、そのまま放置されて、5年後に師団長以下、自衛隊員の尊い命が失われるのである。フライトレコーダーの機体異常、エンジン出力低下、墜落の時系列データをぜひ公開して世界と情報を共有し、世界に6000機ある同型ヘリの安全確保に役立ててほしい。(了)
[B!] 【第1044回】陸自ヘリ墜落は金属疲労が原因か (hatena.ne.jp)
予算を削って、安い価格の競争力で、
ロケットを売るなんて、ケチな朝鮮人が考えそうな。
既得利権の現金化、ちゃちっぽい夢物語 なのだろうが。
それで、日本の宇宙科学は どれほど権威を失墜させられたことか。ケチ臭いが、米穀様へのお追従は、どんだけでも大盤振る舞い。
ヘリが落ちた、原因なんて。
担当の専門家からすれば、知れた事であり。整備点検が、ちゃんと キッチリと為されていなかったから。メンテをちゃんとやれば、多くのコストがかかる。しかし、ヘリが落ちたって、自分が死ぬわけでもない。事故が起きても、アメ様の意向を無視した、運用をした。とでも、屁理屈を並べておけばよい。
兎に角、特ア・朝鮮人は、日本の為なんて これっぽちも考えていない。
原発が危険なのではない。
無能で無責任な者たちが、原発などの管理をしてきたことが、危険だったのだ。
ヘリの運行管理も、似たようなことだ。アメリカ製のヘリでは、部品の生産が為されていない。そうした、金儲け一辺倒。
それで、日本国の失われた経済成長が、20年が、30年に為り。是では、40年経っても、日本経済は、岸田氏の支持率のように、無様な仕儀となる。
オスプレイを無理やり押し付けて、日本陸自の次期ヘリをつくらせないのが、日本に憑りついだ戦後支配構造。それともヘンテコな飛行機を買ってやる代わりに、陸自の次期ヘリは日本国自前ので遣るとかの、目途ぐらいは取り付けたのか。 (もし是が出来ていないのでは、右翼化政権・安倍の名前が泣くよ。)
見えない戦い - 我が郷は足日木の垂水のほとり (goo.ne.jp)
日本人は、『革命』 などという、暴力で流血の、戦争行為を好まない。なので、『維新』 等と謂う、曖昧な言葉で誤魔化してきた。明治維新は、国際金融スジが、筋書きを描いて、わが日本国内で引き起こされた。ブルジョワ金融の引きおこした。其れこそ、血なまぐさい、『革命』であった。
何時もの、岸田文雄氏ならば、この『革命』は、否定されねばならない。
しかし、岸田文雄氏にそれほどの、歴史見識があるとも、思えない。
維新財閥 - 我が郷は足日木の垂水のほとり (goo.ne.jp)
【8日の動き】陸自ヘリ事故10人不明 捜索続く
2023年4月8日 23時43分
ヘリコプターは6日午後、宮古島と橋でつながる伊良部島の北端から北東におよそ2キロの場所でレーダーから消え、乗っていた第8師団長など10人が行方不明になっています。
航空機や護衛艦などによるこれまでの捜索では、機体に搭載されていた救命ボートのほかに、回転翼のブレードやドアなどが回収されている一方、機体の胴体の一部などは見つかっていません。
ムギイカ - 我が郷は足日木の垂水のほとり (goo.ne.jp)
佐賀県神埼市の住宅に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落、炎上した事故で、陸自は8日、現場の住宅から4枚の羽根をつなぐメインローター(主回転翼)ヘッドを回収した。南東約500メートルの水路で見つかった羽根1枚にこの部品の一部が残っており、陸自は何らかの不具合が生じ、飛行中に破損・分離した可能性があるとみて詳しく調べる。
防衛省関係者によると、メインローターヘッドは機体上部の回転軸に取り付けられ、エンジンの動力を羽根に伝える役割を果たす。今回、交換した後に事故が起きた。
羽根つなぐヘリ部品、回収 墜落住宅、原因究明へ - 岩淸水 (goo.ne.jp)
現場の安全管理を徹底すれば。当然の事、ゼニが掛かる。
アメリカでは、意地汚い。頭がおかしいんじゃないか、と思えるほどの。上層トップの利益が、最優先になっている。それで、目的とは反対の結果が、米国産業界の破壊が、進み過ぎている。
バイデンの惚け爺さんが。ボケまくった。その結果が、見事すぎる 負けっぷり。
それで今度は、ハマスとかいう藁人形を持ち出して、避難民の老人子供の住む。ガザ地区を空爆して、戦車で血しぶく蹂躙を続けている。米欧の DS は、何よりも 『カネが大好き。』 なので、日本国内の特ア は、毎年 4~50兆円のカネを、貢いできた。是が、1991年のソ連崩壊以後は、より過激になった。構造改革と言う、日本国民の労働権への侵害行為手はある。そして、その悪業の見返りとして、報道各社は 新聞が売れなくなった。まともな人々は、新聞社なんか信用しない。ネットを見ている。
ネットに見限られて、岸田文雄氏は あのザマ ではある。
そして、たとえばオスプレイの墜落原因が、整備コストの削り過ぎ。
なんて、結果が出れば。DS の責任追及となるは必定。なので、原因究明は・おざなりとなる。
空中分解で墜落。
これを認めたくないので、着水などと 恥知らずな事を言い出す始末であった。
富を生み出せていない。
一番大事な富とは、人の命が 健やかである事。
オスプレイが墜落して、8名の乗員の命が 絶望的である。
命を護れない、そのような航空機は、人の大事にすべき 富ではない。
だが、米欧の首脳たちは、人の死など歯牙にもかけない。「わざわざ口に出して言うようなことではない」 「取り立てて言うほどのことではない」とか思っているから。バイデン氏だとか、ネタニヤフ氏のような、気ままな戦争政策となる。
わが日本は、こうしたクルクルパーとは、戦争が出来ない。それで、80年近く前に、アンポンタンとき時、クルクルパーな政策で、対抗することとした。ネタニヤフ氏が戦争を仕掛けるには、ハマスとかいう、藁人形が必要だった。日米戦の遂行には、日本軍の存在が不可欠だったのに。昭和帝は、軍人ではなく。北面の武士をおだてて使う、お公家様であった。
何だか、『オランダとかでは、2ナノで 日本は遅れていて、40とか20ナノ。』 なんて、ナラティブが流行っている。儂は、その 2ナノ のチップの利用実態は知らない。知らないが、米欧 特に、欧州では ハイブリッド自動車が、本気になって作れない。それで、コストパフォーマンスだって、滅茶苦茶悪い。電気自動車で、妄想の夢を見ている。そう、日本の半導体は、こうしたガソリンエンジンに使われている。そして、日本のガソリンエンジンは、酸っぱい葡萄なのだも。酸っぱい葉 成功の基。とか信じて、電気自動車の妄想の中を、彷徨うだけ彷徨ってみる。
どんどん こうしていれば。
欧州の工業経済は、どんどん どんどん 劣化と空洞化が進む。
まあ、先の大戦での宿敵が、腐朽してゆくのは、結構な事だ。
わが日本は、クルクルパーの視界の先で、平和な戦いを進めてきた。
日本の敵地攻撃の兵器は、人民生活を豊かにする。工業技術と資本の。慈雨を降らせることだった。この雨が止んだら、支那の経済は 砂漠になる。
☆ ポチっ とお願いします。
(当ブログでは記事内容の重複を避けて、投稿記事をシンプルにするために、紺色 の文字で書かれた部分は、その関連記事にリンクするようになっています。クリックすれば、その記事が開きます。画像もクリックすれば、関連記事が開きます。開かない映像もあります。それはまだ、準備中ということで、なるべく早く整備したいと思っています。本日の記事に帰る場合には、一番下にある、HOME の部分をクリックすれば、戻ってこられます。)
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況 は、
こちら にサイトが設けてあります。