ウッコーはかつては田んぼだった祭り開催の場所のようだ。
現在は西区集落のゲートボール場の東側の隅で開催されるが、
当時と同じように
此処の場所を ウッコーと呼ぶ。
神道(かみみち)を通り、
ウッコーまで移動して旗を立てて、
サトゥヌシサークラの集団が来るのを待っている。
以前、プカンナサークラもシニグ祭りを行っていたときは
旗を迎えてフーベーハーベーの打ち払いの神事も行われていたが、
現在は祭主の都合でシニグが行われていない。
プカンナは弓と矢と的を持ってくる役割があった。
サトゥヌシは蛇皮線と太鼓の係りであると聞いたが
本当のところはまだ聞き取りで確かめてはいない。
古い調査資料から確かめたほうがいいだろう。
3集団の役割と、
上下関係があると思われるから
慎重を期する。
冠の色でわかってくるが、
それをかぶるようになったのがいつごろから
誰が始めたか・・・。
弓を射る順番、回数などでちょっとした物言いがあったので
記録をたどってみたい。
第三者の目が必要だ。
旗は
久保里の森の高台に納めて
ウッコーの祭祀は終わった。
旗をくくりつけた竹の棒はニッチェーの竿直しの高台まで持ち帰る。
そちらをおいとまして、
グスクマサークラに急いだ。
続く。