盛窪ヤカ へ
ご無沙汰しています従弟の拓也です。
お元気していますか。
前にテープを送ると約束してからだいぶ時間がたってしまい
いまになってしまいましたが、
これを聴いて三味線の練習をしてください。
そしていつかお互いに三味線を弾き、語り合いましょう。
平成29年3月2日
拓也
蛇皮線を買った。
学生のころ買ったやつは破けてしまって、
使えなくなっていたので、
いい音がするのをと、島の専門店で買ってもらった。
十九の春、安里やユンタ、与論ラッパ節ぐらいは弾ける。
本格的に弾けるためには公民館教室を利用すればいいのだが、
私は子供のころから聴いてきた福男フジャンカ(叔父)の節でないと納得できない。
こだわっていた。
いつか暇になったら始めようとおもっていたが、
なかなかと暇にならない。
一月ぐらい前のこと、
片づけようと移動したところ、調弦す棒のハナクイを折ってしまった。
とうとう飾りなっている。
昨日 封筒が一枚と小包が玄関に置いてあった。
本かと思ったらカセットテープが出てきてビックらこいた。
聴きたいのはやまやまだが、
なぜか怖い。
未だ聞いていない。
もう一枚の封筒には「内容の確認をお願いします」
付箋紙が目についた。
開けてら、
これもまた嬉しい びっくり!
対談の原稿であった。