田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

巧言令色は少ないかな仁

2017-03-10 02:22:02 | 日記

 お世辞は
 ほめ過ぎたと思っていても嬉しいものである。

 辛口には時として、落ち込んでしまうが、
 それが真実であるから尚つらい。

 かねてお世辞を言わない人からほめてもらえる時
 ほんとに  嬉しくなる。




 昨日の長時間の講演とシンポジウムを最後まで聴講した方に頭が下がる。

 私は居眠りをして
 二回もコックリとからだが落ちてしまった。
 昼寝を抜いたせいもあるだろうが、
 緊張に欠けていた。

 「与論島の水環境・サンゴ礁・未来を考えるシンポジウム」

 琉球大学の先生や環境省のお役人さんやら、
 そうそうたるメンバーがパネルディスカッションを最後に、
 午後1時から6時過ぎまでの長丁場だった。
 
 ディスカッションのタイトルは
 「サンゴ礁保全と与論島地下水対策への期待と課題」となっていて、
 私も会員になっているNPO法人「海の再生ネットワークよろん」の事務局長が
 司会進行をされていた。

 発表された内容、実績や研究課題についてはだいたいのことは理解できた。
 組織を立ち上げるときから私も関わってきたし、
 陸側からの活動としては緑を増やすことを提案してきているから
 啓発・誘導して施策への提言をしてもらうことを期待して参加した。




 心配した受講者も議員さんが参加したことで
 なんとか体面をつくろった感じがした。

 共催が環境課になっていたので、
 もっと職員の参加が欲しかった。
 年度末の忙しい時期なので仕方ないだろう。

 農家にも聞いてもらいたい内容であるが、
 今の段階では
 為政者の理解のほうが先だと思われるので、
 町長がパネリストの一人だったことは良かった。

 議員さんからの質問・提案もあったのも効果的だった。

 せっかくの機会だから私も一言ぐらいはと思ってチャンスを待っていたが
 時間がオーバーしていたので
 思いとどまった。



  司会進行がしゃべりすぎと、提言の誘導が見え見え、
 言わせすぎたら提案もできないじゃーないのと、
 思わないでもなかった。
 
  私もしゃべり過ぎるので気を付けたい。




 自分の思っていることを、
 提案要望する発言者(受講者)に与えるだけの心の余裕が持てるように
 かねてから勉強しておかなければならない。




 そんなことまで
 「お前は知らないのか・・・」

 心のなかでは、
 貴方の提案していることを自分はやっているんですよ・・・、

  言い過ぎた。

 巧言令色は 少ないかな   仁
 徳がない 泡盛でした。