山が好きかも… 横浜・スィート♪ハッピー☆シャイン・Oh!レイ!

犬好き♪スポーツ好き♪ヨガ教えてるのに、不動産の世界に入り込んで、山好き社長さんの会社に就職した社員のつぶやきです。

黒部・立山の山のお兄さんは,心も体も大きな人でした。☆

2013-06-05 19:00:00 | 不思議なお話
  震災後3年目に突入です。でも、2011年3月11日は決して忘れない。
        助け合いの精神は不滅です! 
  

        NIPPON ! がんばれ!  大和魂全開だ☆ 

   東日本大地震の被害に遭われた多くの方々から、元気に復活の年になりますように!
  
   自分ができることを探して、自分ができる事を続けて行きます 
       心と気持ち、物の大切さを見直します!    
   がんばれニッポン つながる! 日本 

こんにちは。

私には、少しだけ他の人には無いような感覚があります。
子供の頃からです。

普通は見えない人や物などが視えたり感じたり聴こえたり、時には香りを感じる事も
実際に私の体にその印を付けて行ったりと
とにかく、普通に(科学的に)考えたら、そんな事ありえないよねと言うようなことが
比較的日常に起こるのです。

特に、旅行先(出張先)など、行った事のない場所に行くと
必ずと言っていいほど、その場所にいる(見えない)方たちが
案内やら、説明やら歴史やら、いろいろ教えてくれるのです。

山もその一つです。
何度も行くたびに、私は【山のおじさん】と言っていますが
男性らしき方が、その山の歴史やら、天気やら、
気を付けなければけないポイントをアドバイスしてくれて
いつも非常に安全な登山ができるのです

今回の黒部立山山岳研修でもやはり【山の…】が登場です。

それは室堂に到着したころから気配を感じ始めました。

『あれ?山のおじさん? かな? いつもの人なら、makimakiちゃんのこと知ってるから聞いてみよう。
  あの~、makimakiちゃん知ってますか?』

【……… どなたですか?】

『あ、知らないんだ、いつもの(西穂高や燕岳の時の山のおじさん)人じゃないんだ。
   何となく、おじさんって言うよりお兄さんって感じの若い人みたい』

【こんにちは、今日は、山小屋まで行くのですね。午後3時までには絶対に到着してください。
  それに、とても風が強く吹くから、気を付けて。物(帽子など)が飛ばされそうになっても
  追いかけてはダメです。追いかけると、本当に危険です。今日も命を落とした方がいますから。】

『え~、ちょっと怖いな… でも気を付けます。』

折角、山のお兄さんがアドバイスしてくれたので、シャチョーさんと、お嬢に、

「ねえ、山のお兄さんが、3時までに到着しないといけないって。風が強いから、
  帽子が飛ばされないようにって。飛ばされても追っかけたら危険だから諦めろってさ。」

「は~い、山のお兄さんなの? じゃあ、ちゃんという事聞かなきゃ~!」


それにしても、今回は天候に恵まれ過ぎているくらい、晴れていて、ほとんど無風状態。
これで本当に強風になるのか、3時に天気が悪くなるのか??
まあ、山の天気は変わりやすいって言いますので、何とも言えないな
などと考えながら、雪の山を滑らないようにと、慎重に一歩一歩進んでいると

【雪の斜面に対して垂直に登りなさい。足は、少し大きく振り子のように
 つま先の鉄の爪(アイゼン)を、重さを利用して、斜面に突き刺すように。
 少し大股で… 一緒に歩くよ。良いですか? それ! 】

その時の写真がこれ。



シャチョーさんが撮影してくれていたのですが、
シャチョーさんも「随分大股で歩いているな」って思ったそうです。

何故なら、(わかる人にはわかるのですが)この写真と一緒に【山のお兄さん】が写ってるのです。
丁度、私を全体的に包むように、特に私が、足を上げた時にお兄さんの上に重なるように
後ろから一緒に雪の斜面を蹴ってくれているのです。
この時の感じは、自分の足なのですが誰かの足と一緒にくっついて
その人が持ち上げてくれているのに乗っかっている感じなのです。
だから、とっても楽チン!

大股だったのは、山のお兄さんの体が大きくて一歩が大きかったから。

この調子で随分と一緒に歩いてくれて、本当に助かりました。
しかし、天気はピーカン。
汗を拭き拭き、やっと山小屋です。
到着は1時を廻った頃でした。
荷物を置いて、軽く整理して山小屋の外に出てみましょう。
本当に天気が良くて、剱岳もすっごく綺麗に見えて、感動感動!







剱岳がこんなにきれいに見えるなんて! って
記念撮影だのなんだのとしていたら…

あらら、何だか、だんだん風が急に強くなってきました。
雪煙? いや、雲かしら。



だんだんと風は強く吹き始め





剱が雲に隠れはじめました。









そして、あっという間に、50メートルも離れていない山小屋が見えなくなっちゃった。





あらら、山のお兄さんの言った通りです。
ふと、時計を見たら、14時58分…

山小屋に戻らなきゃ…
水たまりもさざ波が立つくらいの強風です。



帽子も飛ばされないように。




この後、山小屋の方のお話で、
本当に残念ながら、この日、一人の尊い命が天国に召されたとの事。

【山のお兄さん】の言っていた事はやはり流石でした。


この後、山のお兄さんは、

【夕焼けは、まずまずです。
  明日の朝は、風が強いけれど、朝日も綺麗に見えますよ。
  ただ、山頂は天気が悪くなるから早めに下山してくださいね】

はーい。
夕陽は、とっても綺麗でしたが、きっと、もっと綺麗な夕日があるのでしょうね。



夕食の時、山小屋の方が、『明日の天気は悪いので、早めに下山した方が良いです。』って言ってました。
流石!山のお兄さん。何でも知っているのね。
朝日ももちろん美しくて感動しましたが、何と言っても風が強かったです。

今回も、本当にお世話になりました。
私は、本当に幸せです。
ありがとうございました。

さて、今日のところはおしまいにします。

帰って来てから、写真を整理して、
ふと、この写真に気が付きました。





あれ? これって確かロープウェイのところだったかな?
誰かわからないでとりあえず撮った写真だったので、撮ったことも忘れてた写真です。
あら?
これ… もしかしたら… ああああ…

          山のお兄さん… かも!?

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