急激に方向転換するということは

全力で走っているときに急激に方向を変えるということは、スポーツの場面ではよくあることです。


でもこの動き、走り続けながら向きを変えているのではありません。
方向転換するときに、一旦直線方向の動きをゼロにして、また反対方向へ力を生み出しています。

まっすぐ走るのが速いだけでなく、スピードが出た体にブレーキをかける力、
そして体を反転させる巧みさ、そこからまた一気にスピードを上げる力が求められます。

この一連の動きも身に付けてもらいたいことのひとつです。


ここまで書いていて気が付きました。
急激な方向転換の難しさ、これは体の動きだけではないなと…

夢や仕事においても、全力で走っている人ほど、方向転換は難しいことですよね。
ここで言っているのは逃げるということではなく、問題を解決するための行動のことです。

全力で突っ走っていることを一度止めてみて、よりよい方向へ向かってまた走り出す。
これを繰り返していくと、いつの間にか周りを置き去りにするほどの位置にいるのかもしれません。

子どもたちよ、体も心もたくましく！