2020「雪山であったかラーメン」
雪がなく、今年の開催は本当にどうしようかと思いましたが、
やめる気にはなれませんでした。
子どもも大人も、この現実を見ておかなくてはいけないと思いました。
山肌はもちろん、毎年あの一面の銀世界に包まれていた山頂も、
茶色い世界となっていました。
下記は、9年前の写真です。
今年の写真に写っている枝の細い木々のほとんどが、雪の下に埋まっています。
掘っても掘っても地面には辿り着きませんでした。
冬、初めてこの野田地域を訪れた時には、「ここが同じ柏崎なのか」と、
そびえ立つ雪の壁に驚きましたが、
思い返せば、毎年少しずつ、雪は減っていきました。
あらためて写真を見返し、とても切ない気持ちになっています。
本来の活動のメインであるラーメン作りは、
屋根から落ちて少し残った雪の上で行うことにしました。
雪遊びの代わりに、謎解き宝探しゲームを行いました。
時間に余裕があるときは、和尚さんから絵本を読んでいただいています。
子どもたちが活動に熱中している最中、
いつもは雪に隠れているはずの山肌を歩いてみると、
水脈らしきものがあり、たどっていくと、水が湧いているところを発見しました。
和尚さんによると、夏場は枯れるのだそうですが、春までは出るのだそうです。
雪がないこんな年でも、山の循環を絶つまいとする、山の生命力を感じました。
私もあきらめません。
子どもたちの体験活動を続けていくことを、あきらめません。
私の世代で取り戻せなくても、次の世代、次の次の世代へと繋いでいきます。
雪がなく、今年の開催は本当にどうしようかと思いましたが、
やめる気にはなれませんでした。
子どもも大人も、この現実を見ておかなくてはいけないと思いました。
山肌はもちろん、毎年あの一面の銀世界に包まれていた山頂も、
茶色い世界となっていました。
下記は、9年前の写真です。
今年の写真に写っている枝の細い木々のほとんどが、雪の下に埋まっています。
掘っても掘っても地面には辿り着きませんでした。
冬、初めてこの野田地域を訪れた時には、「ここが同じ柏崎なのか」と、
そびえ立つ雪の壁に驚きましたが、
思い返せば、毎年少しずつ、雪は減っていきました。
あらためて写真を見返し、とても切ない気持ちになっています。
本来の活動のメインであるラーメン作りは、
屋根から落ちて少し残った雪の上で行うことにしました。
雪遊びの代わりに、謎解き宝探しゲームを行いました。
時間に余裕があるときは、和尚さんから絵本を読んでいただいています。
子どもたちが活動に熱中している最中、
いつもは雪に隠れているはずの山肌を歩いてみると、
水脈らしきものがあり、たどっていくと、水が湧いているところを発見しました。
和尚さんによると、夏場は枯れるのだそうですが、春までは出るのだそうです。
雪がないこんな年でも、山の循環を絶つまいとする、山の生命力を感じました。
私もあきらめません。
子どもたちの体験活動を続けていくことを、あきらめません。
私の世代で取り戻せなくても、次の世代、次の次の世代へと繋いでいきます。
これを勘違いし始めると、自分たちの身を滅ぼすことになるように思えて…
人間の活動が関係しているかはともかく、自然はいつも自然です。私たちはその中でつかの間居させてもらっている居候なんだなぁと感じています。
今年も山の神さまは大らかで、子どもたちを遊ばせて下さり、ありがたかったです。