大雨により、九州をはじめ各地で被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
私たちにできることは何なのか、いつも自問しています。
できることのひとつとして、
やはり、自然の中での遊びを、子どもたちに提供し続けるということが、
必要なのだと考えています。
危険なことは子どもたちを成長させます。
ですから、大人がコントロールできる危険の範囲で、
子どもたちに体験をさせなくてはと思っています。
自然の中での体験をたくさん積んだ子は、
本当の災害に対して、危ないとか、大変だとか、助けたいとか、
いろいろなことを感じると思います。
その感性があってこそ、課題に気が付き、
行動へと繋がっていくのだと思います。
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先週、活動中にちょうどドシャ降り。
1時間に15mmくらい降ったようです。
「はじめるよ~!あつまって~!」のあと。
準備運動を一緒にする子。
雨に打たれて修行をする子。
自分も行こうかなとソワソワする子。
自由でしょうか。
勝手でしょうか。
自分のことしか考えていないでしょうか。
いえ、そうではなく、
子どもたちはちゃんと空間を認識しています。
子どもの行動のみにとらわれると、
〇か×かで判断しがちになります。
はたしてその〇×はどういう判断基準なのか。
そんなことを考えているうちに、
今度はみんなで、どしゃ降りの芝生広場へ
駆け出していきました。