最近はどこの看板を見ても日本語、英語、中国語、韓国語の表記があり、煩わしいと思っていた。
電車の中の電光掲示板は順番に出てくるので、日本語の表記が出るまで待っていなければならないし、街中の看板などはごちゃごちゃして見づらい。
どこだったか忘れたが、路線バスに乗ったらバス停の案内が日本語、韓国語、中国語で流れていたこともあった。
これって必要なのかな? と思う。
インバウンドで訪日観光客を増やすのはいいのだが、観光客はその2つの国だけではないのだから、そこまで中国客、韓国客だけに媚びなくとも良いと思う。
その2つの国からの観光客が多いのは分かるが、他の国からもたくさんの観光客が来てくれているのだから。
その人たちにしてみたら面白くないかもしれない。
全部の国の文字表記ができないのならば、日本語と共通語の英語だけで十分だと思う。
どこの国に行っても現地語と英語くらいしか表記はない。
そのため自分は外国に旅行に行く時にはその国のことや言葉を少し学習してから行くようにしている。
ある時、城崎温泉の記事を読んだ。
それは城崎温泉がインバウンド政策に成功したという話だった。
1.個人客に絞る
2.ターゲットは英語圏
3.外湯めぐりなどの文化をそのまま体験してもらう
この3つを基本ルールとし、看板等の表記は日本語と英語だけで良いことにする。
その政策のおかげで外国人観光客が大幅に増えたという。
これを読んだときに城崎温泉にすごく好感が持てた。
機会があった時に行ってみたら、看板はすべて日本語と英語表記だけですっきりしていた。
日本に観光に来る人たちにはありのままの日本を知ってもらいたいと思うし、分からないことによってその国の人たちとふれあいを持つことができたら、通り一遍の旅行よりもっと有意義な時を過ごせると思う。
またそれを望んでいる人も多いのではないかな?