「ペンタス」はもうすっかり日本の夏の花として定着しているような気がする。
ペンタスは5枚の花弁が星型になっていて、多くの色がある、かわいい花。
この花が日本に入ってきたのは明治時代末から大正時代初めにかけてで、当時はサンタンカ(山丹花)に似ていることから、クササンタンカ(草山丹花)と呼ばれていた。
元々熱帯地方の花なので、暑さには強い。
だから日本の夏には十分耐えられる。
咲いている期間も夏から秋まで長いので、目にする機会が多くから親しみがあるのかもしれない。
暑さには強いから冬はダメなのかと思っていたら、寒さにもそれほど弱くないので、鉢やプランターなど、室内に取り込めるようならば、冬越しもできるとか。
地植えのものは無理かもしれないけど。
それならば1年で枯らせてしまうのはもったいない。
元々は多年草で、数年たつと枝が木のようになるということなので、上手に育てれば数年楽しめるかも。
学名:Pentas lanceolata
英名:Star cluster
和名:クササンタンカ(草山丹花)
科名・属名:アカネ科 ペンタス属
原産地:熱帯アフリカ東部からアラビア半島
[サンタンカ]
ペンタスに似ていると言われている。
でも花弁は4枚で、雰囲気は似ているが、ちょっと違っているような・・・