まるで星のような花がいっぱい集まって咲いている「ボタンクサギ」。
ちょっとインパクトのある色なので、遠くからでも良く目立つ。
漢字で書くと「牡丹臭木」になり、ボタンのような花のクサギという意味。
元のクサギはこの花を白くしたもので、山などに行くとよく見かける木、葉っぱをもんだりすると臭いニオイがする。
それと同じで、この花も臭いのが玉に瑕、触らずに見ているだけの方が良い。
でも、この花は蝶や蛾などが好むようで、蜜を吸っているのをよく見かける。
学名:Clerodendrum bungei
英名:Rose glorybower
別名:ベニバナクサギ、クスダマクサギ、ヒマラヤクサギ、タマクサギ
科名・属名:シソ科(クマツヅラ科とされることもある) クサギ属
原産地:中国南部
中国原産なので、中国名はそっくりそのまま「臭牡丹」。
臭いのはどの国でも一緒なんだ。
[蕾の様子]